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【ソウル】毛糸屋さんとアートを楽しむ!1月の2泊3日ソウル一人旅(2025.1)

1月中旬、思い立ってソウルに行って来ました。元々の目的はコンサートだったのですが、渡韓ついでにソウルの素敵な毛糸屋さんに行くことも目的の一つでした。実は韓国では現在、編み物が若い人の間でとても流行しているのだそうです。

 

前回、12月の旅行でも少しだけ東大門市場で毛糸を買ったのですが、今回は気楽な一人旅だったので、以前から行ってみたかったお店にも足を運んでみることに。一人ご飯も楽しみつつ、行きたかった毛糸屋さんやカフェにも行けたので、今回はその時の模様のまとめです。お店の詳細や毛糸屋さんのまとめ記事は、また追い追い追加していく予定です。

 

▼12月の渡韓のまとめはこちら

 

 

1月のソウル2泊3日旅プラン

1日目

今回もアシアナ航空を利用。関西空港を11:30に出発し、金浦空港に13時過ぎに着陸しました。このところ金浦空港での入国に時間がかかることが多かったので身構えていましたが、平日だったからか待ち時間は15分ほどで、すんなりと入国審査を通過できました。都合さえつくなら、やはり平日に入国するに限りますね。

 

到着した日の最高気温は2℃ぐらい。比較的暖かいタイミングでラッキーでした。夜はもちろん氷点下まで気温が下がりますが、ちょうど私が渡航していた1週間前には「最高気温が-7℃」という日があったぐらいなので、そのタイミングと比べればずいぶん余裕です。

 

▼冬の韓国旅行の寒さ対策についてはこちら

 

ルソウルホテル(Le Seoul Hotel 르서울호텔)

空港からも順調に移動して、14時半頃ホテルに着いたのですが、チェックインは15時ではなく16時からとのこと。微妙な時間だったので、16時までホテルの下のカフェで時間を潰しました。


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今回は市庁駅近くのLe Seoul Hotelというホテルに宿泊しました。場所も便利で、お部屋も広くて快適だったので、ホテルについてもまた改めて紹介記事を書くつもりです。

 

Banul Story(바늘이야기)

ホテルに荷物を置いて少し休憩してから、バスに乗って向かったのはこちらのお店。

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事前のリサーチによると、恐らく今ソウルで一番品揃えが良く、人気のある毛糸屋さんです。もう、このお店の雰囲気からしてワクワクが止まりません。

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毛糸はもちろん、キットや編み針、資材なども豊富で、とても見応えがあります。もうこれ以上毛糸の在庫を増やすまいという決意のもと行ったのに、とても可愛い糸があったのでうっかり買ってしまいました。決意を簡単に凌駕する物欲よ…

 

こちらのお店、2階はニットカフェになっているので、そこで好きなものを編むのも楽しそうでした。しかし私はお腹が空いたので、晩御飯のお店に向かいますよ!

 

연희보리밥(ヨンフィボリバッ)

毛糸屋さんから歩いて向かったのは、麦ご飯のピビンバ定食が食べられるお店です。

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8種類のナムルに麦ご飯が基本のお店です。メインに選んだ太刀魚は、結構大きな切り身が2つ!やはり韓国は1人前が多くて、よく食べる私にはありがたい国です。麦ご飯のぷちぷちした食感も美味しく、わさび醤油につけて食べる太刀魚も新鮮なお味でした。健康的な良いご飯で満足です。

 

この後ぶらぶらとホンデまで20分ほど歩き、ダイソーで充電用のケーブルを買い足してから、地下鉄で市庁駅まで戻りました。最後にホテルの近くでちょっとだけお茶もして、ホテルに戻って就寝!日暮れから動き出した割には、充実した初日になりました。

 

 

2日目

2日目の朝は、私には珍しくホテルで朝食を。バイキングだったので、朝を軽めにしてお昼をしっかり食べて、コンサート前に晩御飯を食べてしまおううという作戦でした(食べることに真剣)。予定通り軽めに朝ごはんを済ませて、まずは朝早くからやっているカフェに向かいます。

 

COFFEE & CIGARETTES

やって来たのはホテルからすぐ近く、平日は朝8:30から営業しているカフェです。このカフェはオフィスビルの17階にあって、見晴らしがとても良いんです!良いお天気だったのと、この後近くの美術館に行きたかったのでこちらに来てみました。

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朝は-5℃程度と少し寒かったのですが、真っ青な空が気持ち良かったです。美味しいコーヒーをいただきつつ、ゆっくり過ごせました。店内もとても洗練されていて、オリジナルグッズも可愛かったです。

 

Sema - ソウル市立美術館

10時の開館に合わせて向かったのはこちら、ソウル市立美術館です。 以前この近くの徳寿宮に来たことがあったのですが、その際には時間がなくて、美術館には立ち寄れなかったのです。

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かつての最高裁判所のファサードを残して建てられており、建物も素敵でした。韓国を代表する女性画家、千鏡子(チョン・ギョンジャ)画伯の常設展と、それと隣り合って実施されていたキム・インスンの≪立ち上がる人生≫展が非常に良かったです。

両者ともアプローチは違えど、「女性の人生とは…」と考えさせられる作品たちでした。キム・インスンの展示は2025年2月23日までだそうです。

 

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ソウル市立美術館の北側には、徳寿宮の石垣道が続いています。雰囲気が良くて、お散歩が楽しいエリアです。

 

湧金屋(ヨングムオク・용금옥)

徳寿宮からそのままソウル広場を抜けて、お昼ご飯に向かいます。食べてみたかったドジョウ汁に初挑戦。こちらのお店は1932年創業の老舗だそうで、前から気になっていたのです。

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すりつぶしたドジョウを入れるのがソウル式だそうで、トロッと濃厚なスープで温まります!ドジョウの臭みは全く感じられず、クリーミーで滋味深いお味。どうやら韓国ではドジョウ汁はおじさんに人気の食べ物のようで、たくさんのおじさんに囲まれて食事をしました。お店の人もとても優しくて良かったです。

 

東大門 毛糸屋通り

ホテルに戻って少しお昼寝をして、カフェでコーヒーも飲んで、今度はまた毛糸屋さんに行ってみることに。夜のコンサート会場への動線も考えて、東大門に向かいます。

Yarna

まず向かったのはこちらのお店。事前の下調べではここで教室などもやっている雰囲気でしたが、実際に行ってみると問屋さんの倉庫っぽい雰囲気でした。

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韓国の糸だけでなく、日本やヨーロッパの輸入糸や針もたくさん取り扱っているようでした。お店の方も親切で、「何か探しているものがあれば言ってくださいね、こっちが道具関係で、向こうが糸ですよ」と教えてくださったので、欲しいものが決まっている場合には良さそうです。

この周辺には毛糸屋さんがずらりと並んでいます。どちらかというと手頃な価格の、アクリルの毛糸が多そうでしたが、店内にはもっと高級な糸が置いてあるのかもしれません。小物などをお手頃価格のカラフルな糸で編みたい場合には、ここで探してみるのも良さそうです。

 

 

SEVY studio

なんだか甘いものが食べたくなり、広蔵市場でクァベギでも食べるか…と思いましたが、大行列ですぐに断念。その後たまたま見つけたカフェに入ってみてびっくり、なんとニットカフェでした。

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店員さんもお客さんも、みんな編み物に勤しんでいて、中では毛糸も販売されていました。置いてある作品も可愛くて、置いている糸も良いものばかりだったので、これは嬉しい発見です。


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ネットショップもありました。なんだかセンスの良いセレクトです。

くつろげるカフェだったので、次回来る機会があれば私もここで編み物がしてみたいところです。

 

東大門総合市場

少し休憩してから向かったのは、前回行った東大門総合市場内の毛糸屋さんです。

このプードル風糸を買ったのですが、バッグにするならラベルもあったほうが可愛いなと思って…前回一緒に買っておけば良かったんですけどね。

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広い市場なのでもう一度辿り着けるか心配でしたが、意外と記憶がしっかり残っていて、無事に購入できました。1枚600ウォンという可愛いお値段だったので、妹の分も合わせてたくさん買いました。

 

コンマウル食堂(콩마을식당)

続けて、コンサート前の腹ごしらえを。あまり重すぎないものが良いと思って、お豆腐専門店でスンドゥブを食べることにしました。東大門市場からも歩いてすぐの場所です。

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やはり市場の周りには、安くて美味しいものがたくさんありますね。白いえごまスンドゥブは初めて食べましたが、お豆の味が濃厚で、とっても美味しかったです!

 

しっかりお腹を満たしてから、地下鉄に乗って今度はオリンピック公園へ。泊まっているエリアからはやや遠いのですが、乗り換え1回だったので帰りも比較的スムーズでした。

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ソウルオリンピックの時の、テニスのドローが残っていました。ここが舞台だったのですね。

 

 

3日目

小公粥家(소공죽집)

17時頃の飛行機で帰国する最終日。この日はありがたいことに韓国人の友人がランチに付き合ってくれる予定だったので、朝ごはんは軽めにしたくて、ホテルの近くのお粥屋さんに向かいます。

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あわびの入ったお粥は優しいお味!これでお昼に向けてコンディションは万全です。

 

南大門市場

朝ごはんを食べた後、少しだけ南大門市場をぶらぶら。本当は南大門の太刀魚通りで朝ごはんを食べることも考えたのですが、初日に太刀魚を食べてしまっていたのと、量も結構多そうだったので、今回はやめました。また次の機会の楽しみに取っておきます。

 

FELT(펠트커피 청계천점)

友人との待ち合わせまで、本当はホテルから徒歩20分ぐらいの距離にある「大韓民国歴史博物館」に行こうかと思っていたのですが、ちょっと疲れていたのでカフェで読書をするプランに変更。待ち合わせ場所に近い、FELTに行きました。

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ここは本当はおしゃれなスイーツが有名なようですが、この後タッカルビを食べるので我慢。おしゃれスイーツはお写真だけ撮らせてもらいました。

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私は美味しいフラットホワイトをいただきました。このお店は川を挟んで光化門DTタワー内にもあるようですが、こちらの路面店も雰囲気が良くて落ち着けました。

 

イルドシタッカルビ 光化門店(일도씨닭갈비)

友人とは、一人ではなかなか食べられないタッカルビを。ソウルファイナンスセンターの中のお店で、外の喧騒が嘘のように静かにゆっくりできました。

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チーズの入ったトッポッキも追加してもらって、お鍋いっぱいだった鶏肉とお野菜をむしゃむしゃと食します。

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最後にはポックンパッも食べて大満足!もりもり食べて、お腹いっぱいになりました。

 

Dammann Frères(다만프레르)

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最後にタッカルビのお店と同じフロアにあった、フランスの紅茶屋さんでお茶を。ミルクティが有名だそうです。

本当はケーキ屋かき氷も有名だそうですが、さすがにタッカルビをたらふく食べた後なのでお腹に余裕がなく、アールグレイミルクティを頼みました。ほんのり甘く、大変香りの良いフォームミルクがたっぷり入っていて、とても美味しい紅茶でした。

 

コンサートも込みの2泊3日でしたが、結構休憩しつつ、行きたかったところにはそれなりに行けて、かなり充実した滞在になりました。毎日最高気温が2〜3℃ぐらいまで上がり、それほど寒くなかったのも救いです。やはり私は冬のソウルが好きなので、また来月もこんな感じでサクッと出かけられたら良いなと思っています。

 

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