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【済州島】名物の黒豚!一番美味しかった西帰浦のお店(2025.5)

済州島で食べたいものと言えば、真っ先に名前が挙がるのは黒豚ではないでしょうか。

済州の黒豚は甘味が強く、普通の豚よりも水分が少ないため、もっちりとした食感が特徴なのだそう。もちろんソウルでも食べられますが、やはりせっかくなら本場で食べてみたいもの。2025年ゴールデンウィークの4泊5日旅行でも、滞在中2回黒豚をいただきました。

そこで今日はまず、初日に西帰浦(ソギポ)で行った黒豚グリルのお店のことを。今回の済州旅行の中で、個人的にはここが優勝!本当に美味しかったので、お店情報やメニューを詳しくご紹介します。

✔︎ この記事でわかること

  • 西帰浦の黒豚グリル店「チェジュグリル黒豚」の基本情報
  • 実際に注文したセットメニューとその感想
  • おすすめの食べ方や注文のポイント

 

チェジュグリル黒豚(제주그릴 흑돼지)

チェジュグリル黒豚
(제주그릴 흑돼지 / Jeju Island Grill)

📍西帰浦市 太平路 110

   제주 서귀포시 태평로 110

営業時間:17:00〜21:30(L.O20:30)
定休日:火曜

NAVER MAP:https://naver.me/FafyNoEN

★日本語メニューなし(英語あり)
★駐車場あり

チェジュ黒豚グリルのお店

お店は宿泊していたホテル、J.Wマリオットから数百メートルの距離にあります。お散歩がてら、ちょっと早めの時間に行ってみました。お店は西帰浦の中心部からはバスで1本でアクセス可能で、タクシーでも10分程度です。

 

 

観光シーズンでもない平日、それも早い時間だったからか、なんとお客さんは我々だけでした。えええ、あんなに評価が高かったのに…?

社長さんに「どうやってこのお店を見つけてくださったんですか?」と聞かれたので、NAVER MAPを見て評価が高かったからです!と答えたら、驚いておられました。ハイシーズンであっても、日本人はあまり来ないのだそう。

チェジュグリル黒豚(제주그릴 흑돼지)のメニュー
チェジュグリル黒豚(제주그릴 흑돼지)のメニュー

※タップで拡大できます。

メニューは韓国語と英語表記です。お肉は黒豚のみ。左側がはサイドメニューと飲み物のメニュー。右側の上がセットメニュー、下が単品メニューですね。

◾️単品メニュー

  • 肩ロース
  • オギョプサル(豚五枚肉)
  • カルメギサル(豚ハラミ)
  • トマホーク(リブロース)

◾️セットメニュー

  • 2人分セット:モクサル、オギョプサル、カルメギサル(計600g)、テンジャンチゲ
  • 3人分セット:モクサル、オギョプサル、カルメギサル、トマホーク(計900g)、テンジャンチゲ
  • 5人分セット:モクサル、オギョプサル、カルメギサル、トマホーク(計1200g)、テンジャンチゲ
  • 1人メニュー:お肉400g(詳細不明)

今回は夫と一緒だったので、2人分セットを注文。まずはおかずが出てきます。こちらは自由におかわり可能。手前は玉ねぎと大根の甘酢漬けで、これも自家製だそうです。さっぱりしていて、黒豚の甘みによく合います。

ハルラボンジュース
黒豚のお肉セット

せっかくなので、飲み物はハルラボンというチェジュのみかんジュースを。甘さ控えめで酸味があって、さっぱりと美味しい!

お肉も早速やってきました。オギョプサルモクサルも、すごい厚みです。右側にあるのはカタクチイワシの塩辛を使ったソースで、これも炭火で熱するそうです。

社長さんがテキパキと焼いてくれます。まずはカルメギサルから食べてみてね!とのことで、食べ方のレクチャーを受けながらいただきます。これは塩辛ソースよりもお塩とワサビがおすすめですよ、とのこと。

一口食べてびっくり、肉汁が口の中で弾ける…!美味しい!夫と顔を見合わせて目を見開いていたら、我々の心の中を読んだかのように社長さんから「肉汁がすごいでしょう?」と尋ねらられました。こくこくと頷くしかないこの美味しさ。あっというまに食べ切ってしまいました。

テンジャンチゲもやって来ました。青唐辛子のスッキリした辛味で、あっさりと美味しい。お肉の旨味が濃厚なので、これぐらいさっぱりした仕上がりだとバランスがよいのだと思います。

モクサルオギョプサルも焼けました!お肉の弾力がすごいです。これが「もっちり」食感ってこと…!モクサルは特に旨味が強く、お肉をダイレクトに味わっている感じが強め。オギョプサルは一番外側の皮の部分がカリッと焼けていて、脂の甘さがたまりません。

塩辛ソースと合わせていただくと、これがまた驚くような美味しさ。どちらも脂の甘みをしっかり感じるのに、少しも重さがありません。そのまま食べても、サンチュで包んでももちろん美味。

瞬く間に600gのお肉を平らげて、「まだいける…!」となった我々。相談の結果、衝撃的に美味しかった豚ハラミ、カルメギサルを追加することにしました。300gなので、先ほどよりかなり量があります。結果的にセット+単品1になりましたが、2人でたくさん食べるなら単品×3にしても良いかもしれません。

カルメギサルは、「さっきは一口目だったから塩をおすすめしましたが、最後は好きなように食べてくださいね〜」とのこと。お塩ももちろん美味しいのですが、塩辛ソースにつけたり、キムチや甘酢漬けの玉ねぎと一緒に食べても美味しかったです。たくさん食べて大満足!

食べ終わる頃にはすっかり日が暮れていました。

入口に立っていたトルハルバン(石のおじいさん:済州島の守護神)さんにもご挨拶。

 

 

お料理が美味しいのはもちろん、アットホームで居心地が良く、とても良いお店でした。今まで食べた韓国のお肉の中で、一番美味しかったです!お肉の味の濃さと弾力、脂の上品な甘味、焼き加減…全てが完璧でした。

ついにクッタン越えのお店が現れてしまった…黒豚、偉大です。済州島を再訪することがあれば、また必ず行きたい!

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こちらは「お土産に持って帰って!」とプレゼントしていただいた、ソジュグラス。たまたま空いているタイミングだったからか、とっても丁寧に対応してもらえたのも好感度大。済州旅行、幸先が良いです。

 

 

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