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【ソウル】モクシー・ソウル・インサドン vs AMID HOTEL SEOUL(2024.4)

今回、私たちはモクシー・ソウル・インサドン、妹たちはAMID HOTEL SEOULと、同じ仁寺洞エリアの別々のホテルに泊まりました。

 

モクシーがかなり値上がりしてしまったので、私たちも別のホテルを探そうかと思ったのですが、マリオットの会員特典があることを考えると、まあここで良いかと。でも結果的に、妹たちが泊まったホテルの方に軍配が上がるかなと思ったので、今回はその件について正直なレポです。

 

 

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モクシー・ソウル・インサドン

 

このホテルの良いところ

立地の良さ

このホテルの良いところは、何と言っても立地の良さ。5号線「鍾路3街」駅の4番出口を出てすぐの場所なので、金浦空港から来るときは地下鉄1本、50分程度でホテルの目の前に到着します。4番出口にはエスカレーターがあるので、スーツケースを引いていても移動が楽なのもポイントです。

 

仁川空港から来る時は、高速鉄道でソウル駅まで出て、そこから地下鉄1号線「鍾路3街」駅下車です。1号線で行く場合、ホテル目の前の4番出口までは結構歩くことになるので、このホテルは金浦空港から行く時にこそ真価を発揮してくれると思っています。

 


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エントランスから入るとすぐ、周辺の観光地をポップに描いた壁画があります。この図の通り、周辺にはたくさん観光スポットがあり、益善洞(イクソンドン)も目の前、仁寺洞(インサドン)も歩いて5分、明洞や広蔵市場までも歩いて15分ほどです。

 

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鍾路3街から3号線に乗れば、狎鴎亭(アックジョン)や新沙など江南にも1本で出られるのも便利です。5号線に乗れば汝矣島(ヨイド)も1本で、1号線にのれば龍山(ヨンサン)や東大門にも1本で行けます。周辺に飲食店もたくさんあり、夜遅く着いても食事に困りません。

 

過不足のないお部屋

お部屋はコンパクトですが、ちょうど良い具合に必要なものが揃っています。ホテルステイが長くなるような旅行先であれば、もう少しお部屋が広い方が寛げると思いますが、ソウルに来ると行きたいところがたくさんあって日中はほぼお部屋にいないので、これで十分。


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コンセントがたくさんあり、USBで充電ができるのも便利です。湯沸かしポットも電話も、ホテルのイメージに合うポップでカラフルなもの。スリッパ、バスローブもあります。お水は冷蔵庫の中に3本入っていました。

 


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バスタブはなく、シャワールームのみです。洗面台の右側にお手洗い、左側にシャワールームと、それぞれ独立したスペースになっています。お手洗いはウォシュレットあり。コンパクトなホテルだとたまに脱衣スペースがないところもありますが、ここは洗面所の前にそれなりにスペースがあります。

 

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つい先日から、韓国は使い捨てのアメニティは廃止になったようですね。コームと綿棒&コットンセットだけは準備されていました。歯ブラシは持参する必要があります。

 

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奥にもデスクと椅子はありますが、折りたたみ式の椅子とテーブルも壁にかかっており、これがちょくちょく役立ってくれました。


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窓ガラスはちょっと汚いね!

 

お部屋で一つ残念だったのは、空調がちょっとカビ臭かったこと。たまたまこのお部屋だけだったのかもしれませんが、今までこんなことはなかったので、経年劣化なのでしょうか…

 

ハード面とデザイン性

モクシーはミレニアル世代をターゲットにしているようなので、全体的に遊び心とポップさがあります。

 


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1階にはプレイルームがあります。結構ここで遊んでいる人がいました。1階のエレベーターホールにはWOWPASSのチャージ機もあり、気軽に利用できて便利でした。

 

 

2階にはラウンジとジムがあります。

 

 

ラウンジは24時間利用可能で、コーヒーとお茶の提供があります。朝食会場もここですが、お食事はイマイチなので外に食べに行く方が良いと思います。コーヒーとパンだけで良い、という人であればここでも良いかもしれません。

 


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最上階にはループトップバーがあります。チェックインもこのフロアです。

 

今回は利用しませんでしたが、地下1階にはランドリーとロッカーもあるそうです。

 

マリオットの会員特典

モクシーの場合、正直会員特典はそれほどありませんが、プラチナの場合チェックアウトが16時(ゴールドの場合14時)になるのはありがたいです。これはタイミングにもよると思いますが、お部屋もキングベッドにアップグレードしてもらえました。

 

宿泊特典はたしか3種類で、①朝食、②マリオットポイント(500P)、③バーのドリンクチケットだったかと思います。

 

 

 

 

リピはなしかも、と思ったポイント

人が多すぎる

このホテルの前の通りには、夕方になるとずらりと屋台が並びます。それ自体はコロナ前から変わらないのですが、今回1年ぶりにこのホテルに宿泊したところ、めちゃくちゃ人が増えていたんです。屋台飲み、若い人の間で流行っているのでしょうか…

 

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地図で言うと、ちょうど5号線を示す紫色の帯の部分がありますが、この通り全体が屋台街になっています。青のマークがホテルですね。モクシーと、その隣のメイカーズホテルはまさにこの屋台通りに面して立っているんです。通りを北に渡って益善洞まで入ってしまえば、人はずいぶん減ります。

 


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この写真はまだ日が暮れる前ですが、お祭りでもあるのかと思うぐらいの人出です。夜になると屋台が出て更に人が増え、とにかく賑やか。特に金土は深夜まで人で賑わい、そこを車が通ってクラクションをガンガン鳴らす…という状況だったので、音に敏感な私は耳栓なしでは眠れませんでした。

 

逆に、「韓国の屋台で飲んでみたい、でも近くに綺麗なお手洗いがなかったら心配」という方からすると、ホテルにすぐに戻れるので絶好の立地と言えるかもしれません。

 

価格に見合わないかも?

このホテルは昨年ぐらいまでは週末でも1泊2万円弱で泊まれていて、レイトチェックアウトのメリットなども考えればわりとコスパが良い印象だったんです。

 

しかし、今回は3泊でほぼ9万円。円安のせいもありますが、さすがにこのコンパクトなホテルでこの値段は高いなと思ってしまいました。ソウル全体でホテルの価格は上がっていますが、コロナ直後のほぼ倍、これはなかなか…2万円前後ならありかな!

 

エレベーターが来ない

エレベーターは2台ありますが、なかなか来ません。ホテルに着いて、一向に降りてこないエレベーターを待っていて「そうだ、ここのエレベーター全然来ないんだった」と思い出しました。そうは言っても10分待つようなことはありませんが、ちょっと下に降りたいという時、地味〜にストレスを感じます。

 

 

 

AMID HOTEL SEOUL(アミドホテルソウル)

一方、妹たちが宿泊していたホテルはこちら。同じく仁寺洞エリアの「アミドホテルソウル」です。

 

 

このホテルの良いところ

立地の良さ

モクシーの最寄駅は鍾路3街ですが、こちらは1号線の鍾閣(チョンガク)駅が最寄りです。鍾路3街や安国までも十分に徒歩圏内です。周辺には飲食店、コンビニ、カフェもたくさんあります。モクシーまでも歩いて10分かからない距離なので、行き来にも便利でした。

 

周辺環境の良さ

こちらのホテルは仁寺洞のメインストリートを少し西に入ったところにあります。仁寺洞も日中は観光客で賑わうところですが、夜遅くまでやっているお店は鍾路3街と比較すると少ない上、ホテルの南側にはオフィスビルも多いので、夜はスッと静かになります。

 


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また、ホテルの1階には小さなスーパーが入っています。場所柄なのかお土産になりそうなものも売られていましたし、調味料なども一通り揃っていました。これはかなり便利だと思います。

 

スタッフさんの親切さ

ここは日本語がとてもお上手なスタッフさんがいらして、予約のお手伝いなどもしてくれます。妹曰く、対応してくれたスタッフさんは日本語ができる方もそうでない方も、皆さん親切だったそうです。

 

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ハード面

新しいホテルなので、隅々まで綺麗です。バスタブもあり、ウォシュレットもあったそうです。洗面台も広々して快適だったらしく、潔癖気味な妹からも高評価でした。また、お部屋には畳めるテーブルと丸椅子もあり、これも便利だったとのこと。

 

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ウェルカムスイーツは薬菓(ヤックァ)。

 

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デスクにはこんな螺鈿のケースがあったそうです。ちょっとした小物ですが、こういうものがあると嬉しいですね。

 

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まとめ

というわけで、次回このエリアに泊まるならこちらのAMID HOTELにしてみようと思います。ソウルも明洞や東大門、仁寺洞のあたりはホテルの稼働率が高く、価格も上昇傾向のようなので、特にこのエリアにこだわりがなければ弘大(ホンデ)や江南を選択するのもありかなと思いました。

 

 

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