湖北エリアにあるロテル・デュ・ラクでのゆったりステイを堪能した後は、鯖街道まで出てお蕎麦を食べることにしました。まず向かったのは、ホテルから車で40分程度のところにある、熊川宿という宿場町です。そう、湖北から福井までは目と鼻の先なのです。
▼ロテル・デュ・ラクの宿泊記はこちら
熊川宿
本当に何気なく検索して立ち寄ってみたのですが、とても良い雰囲気の宿場町ですね。さすが鯖街道というだけあり、鯖寿司のお店がたくさんあります。大学生の頃、ちょうどこの鯖街道の終点エリアに住んでいたので、「ここから京都まで続いていたのか…」と、なんだか感慨深いものがありました。
こちらのお店のご主人がお声をかけてくれたので、鯖寿司を味見させてもらいました(そして買いました)。
古い建物が綺麗に保存されていて、良い感じです。こちらは昔の村役場だったそう。今は熊川宿の資料館になっています。
家屋の前には「前川」が流れています。9月上旬のまだ暑い日でしたが、せせらぎがあると涼やかに感じられますね。
本当はこの熊川宿のお蕎麦屋さんに行くつもりだったのですが、なんと残念ながらこの日は臨時休業。そんなこともある。そこまでお腹も空いていなかったので、少しぶらぶらします。
陣屋の跡と神社。陣屋は先日高山でじっくり見学したばかりですが、こちらは跡地なので残念ながら何もありません。でも、周りが古い街並みなので、なんとなく有し日の姿は想像しやすいですね。
これが街道の風景…!ここから見える景色は、昔からあまり変わっていなさそうです。
記念撮影しました。
SOL'S COFFEE LABORATORY
ちょっと引き返して、コーヒーを飲むことにします。なんだかおしゃれな雰囲気で、先ほど前を通った時から気になっていたのです。
実はこちらのお店、浅草が本店だそうです。お店の方は東京からこちらに移住されたそう。水もお米も美味しくて、健康になったと仰っていました。
コーヒーはいろいろ種類があります。ちょうど私たちしかお客さんがおらず、お店の方がいろいろ教えてくれました。コーヒーの写真を撮るのをすっかり忘れていましたが、大変美味しかったです。
ちなみにこちらのコーヒー屋さんは「菱屋」という古い問屋さんだった建物に入っています。この古い建物をリノベーションして、今はシェアオフィス(!)として利用しているのだそう。そうそう、熊川宿には一棟貸しの素敵なお宿もあり、宿のレセプションもこの建物内にあります。素敵な雰囲気でお食事も美味しそうだったので、いつか泊まってみたいです。
熊川宿の一番東の端には道の駅もあり、ここで羽二重餅などお土産もいくつか買いました。優しい甘さで美味しいよね、羽二重餅。9月上旬でしたが、もう新米も出ていましたよ。
若狭海鮮・蕎麦 すみよし
熊川宿のお蕎麦屋さんがお休みだったので、またもやその場で検索し、熊川宿から車で5分ほどのこちらのお蕎麦屋さんへ。
ちょうどお席が空いていて、すぐに座れました。
福井と言えばおろしそば!辛味大根のおろしそばと、ミニ海鮮丼を頼んでみたのですが、海鮮丼を食べてびっくり。お米が美味しいんです…!そして鰤もとても新鮮で美味しい。山の中を走ってきたので全然実感がありませんでしたが、ここからもう車で10分ほどで海なのですよね。道理でお魚も美味しいはずです。
おろしそばもやってきました。大根おろしとおねぎをトッピングしたお蕎麦に、削り節をたっぷりかけていただきます。
お蕎麦が大変上品なお味で、これは今年食べたお蕎麦の中でベスト3に入るかも?慌てて調べたにも関わらず、大満足のランチになりました。福井もいろいろ面白い場所があって、もっとしっかり滞在してみたい県の一つです。