私は自他ともに認める餅党、大の餅好きです。お餅への愛はとどまるところを知らず、「餅」という文字を見れば試さずにはいられません。
そんな私が人生で一番気に入っているお餅が2つあります。1つは、台北にある双連円仔湯の燒麻糬(油もち)。これはしっとりときめ細かいお餅で、弾力もあって食べ応えがあるタイプ。
そしてもう1つは、奈良県天理市にある、御陵餅本舗の焼き餅です。こちらはフワッフワで、まるでつきたてのようは柔らかさ、上品な甘さのお餅です。実はこのエリアにも大好きなオーベルジュがあり、その帰りに偶然見つけたお店なのですが、あまりの美味しさが忘れられず、先月再訪してきました。
御陵餅本舗
住所:奈良県天理市柳本町1536
TEL:0743-66-3035
営業時間:9時〜16時
定休日:水曜日
★駐車場あり
お店はJR桜井線の、柳本駅の近くにあります。近くと言っても、歩くと10分ぐらいかかるのではないでしょうか。お店の隣には駐車場もできていました(前回はなかったはず)。近くには黒塚古墳と黒塚古墳展示館もあり、こちらもなかなか見応えがあるので、ちょっと観光しながら立ち寄るのも良さそうです。
こちらは昨年秋に行った時の写真。古墳には登ることができて、この辺りののどかな街並みを一望できます。
さて、店内は昔ながらの和菓子屋さんという感じで、こじんまりとしています。。焼き餅とおはぎは税込162円。みたらし団子は5本で486円と、とても良心的なお値段です。
本当はたくさん買って帰りたいのですが、こちらの商品のお日持ちは当日中。その日に食べ切れる量を買わなければなりません。苦渋の決断で、よもぎの焼き餅を2つ、白の焼き餅を2つと、みたらし団子を購入しました。今回は諦めましたが、おはぎもお米の粒感がちょうど良く、上品な甘さが素晴らしい1品でしたよ。
前方後円墳の形をした焼き餅です。柔らかくてふんわりとしたお餅に、上品な餡。口当たりが軽いので、おやつなら1人で2つでも物足りないほどです。まるでつきたてのお餅のような食感に、初めて食べた時は衝撃を受けました。一体どうしたらこのフワフワ感を維持できるの絵でしょう…!魔法のように美味しいお餅です。餅党ではない夫が「なんという美味しさ!」と驚いていたほどなので、本当に美味しいお餅なのだと思います。
みたらし団子は優しいお醤油味。餡のかかっていないタイプで、こちらはしっかりお団子感があります。こちらもほっとする美味しさ。
奈良の中心部からもちょっと距離があるお店ですが、お餅好きな人にはぜひ訪れてほしいお店です。そして全メニュー試していただきたいです(餅党の勧誘)。
石臼挽蕎麦かおく
住所: 奈良県天理市柳本町2918
TEL:0743-67-3731
営業時間:11時30分〜15時
定休日:月曜日・火曜日
GoogleMap:https://maps.app.goo.gl/A6sn5mACXfnQo2zE7
★駐車場あり
さて、無事にお餅を購入できたので、お餅屋さんの少し南にあるお蕎麦屋さんにお昼ご飯を食べに行きます。
お蕎麦は殻ごと挽いた「玄」と、殻を剥いて挽いた「抜き」の、2種類から選ぶことができました。暑い日だったのでさっぱりしたものが食べたくて、私は「抜き」の梅おろし蕎麦を注文。
来ました〜!梅と大葉で、とてもさっぱりいただけます。お蕎麦自体も味わい深く美味しくて、あっという間に完食しました。年々お蕎麦のおいしさを噛み締めるようになりました。
そしてこのお店、蕎麦湯がとっても美味しかったんです!蕎麦粉を溶いていると仰っていたような…?しっかりとろみがあって濃厚な味わいで、これ自体が一つのお料理のようでした。
お腹も満たされたので、少し観光をして帰ることにします。まずは石上神宮に向かうことにしました。
そうそう、11月頃この近くの藤原宮跡に行くと、一面のコスモス畑が見られますよ!とっても気持ちの良い場所です。ここはまた行きたい!