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【高雄】路地裏の菜包店と「三牛牛肉麺」のランチ(2024.7)

2日目のお昼は早めの時間に友人たちと集合し、牛肉麺を食べに行く予定でした。しかし、だからと言って朝ごはんをスキップするのは惜しい…!せっかく台湾にいるのに!と思い、ホテル近くのお店に菜包(肉まんの青菜餡バージョン)を買いに行くことにしました。

 

本当はホテル近くの評判の良さそうなお店に胡椒餅を買いに行くつもりだったのですが、まさかの週末休みでしたのでね。

 

前金素菜包

菜包のお店へ向かいます。昨日ランチを食べた食堂のすぐ近く、こんなところに路地が…という場所にそのお店はありました。

 

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店名になっている「素菜包」の「素」は、菜食の意味です。中華圏の街角でたまに見かける「素食」という看板のお店は、ベジタリアンレストランの意味ですね。このお店にも「素食包子」と記載があります。


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お店に着くと、優しい顔をしたおばさまが迎えてくれました。菜包を1つくださいとお願いすると「1つでいいの?1人で来たの?可愛いわねえ」と言われて面食らいました。初めてのおつかいだと思われたかも(そんなわけない)。でも優しくされたら誰でも嬉しいよね!私も嬉しい。


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ビニル袋に入れてもらったほかほかの青菜まんを手に、いそいそとホテルへ戻ります。熱いうちに食べねばという使命感です。


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ちぎると中には青菜がぎっしり。ほんのり甘い皮と、あっさりした青菜がよく合います。優しい味なので2つぐらいペロリといけそう。

 

既に危険な暑さだったので、観光に出かけるのは諦めて二度寝し、ランチの時間に再び起床。同じホテルに泊まっていたフィリピンの友人2人と集合して、タクシーで牛肉麺のお店に向かいます。

 

三牛牛肉麺

地元の人にも大人気な様子のこのお店、開店直後に着いたにも関わらず、既に長蛇の列でした。ありがたいことにもう1人の友人が先に席を取ってくれていて、すぐに席に着けました。

 

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お店に入るとすぐ、小菜(おかず)のショーケースがあります。お肉・豆腐系のおかずと、野菜系のおかずに分かれているようです。台湾にしては一皿の量が結構多いので、ここは何人かで行ってシェアするのが良いかも。


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取ったおかずは、レジの手前で食べやすいサイズに切り分けてもらえます。レジで麺もオーダーし、おかずと合わせてお支払いして席で待機。


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麺の量が多そうだったので、おかずは控えめに。鴨血はもちろん私のチョイスです。前夜の火鍋に続き、こちらの鴨血もとても美味しかったです。


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麺が来ました!小サイズを頼んだのですが、かなり大きいです。大は土鍋に入っていて、どう見ても2〜3人サイズ。周りを見るとこれを1人で平らげているツワモノも多く、やるわね…!と感心しました。

 

牛肉麺は醤油ベースの紅燒と、あっさりした塩ベースの清燉を選べて、麺の太さも選べました。私は細麺にしましたが、普通の麺(表記は拉麺)はしっかり太さがあり、うどんのような雰囲気。具材も牛肉のほかに牛筋などもあり、選ぶ楽しみがありますね。

 

清燉のスープはおそらく牛骨ベースで、あっさりしていてほんのり甘さもあり、美味しい。強い香辛料が入っていないので、八角などが苦手な方にも食べやすい味だと思います。牛肉はほろほろと柔らかくて、スッと噛み切れました。大きなお肉の塊がたくさん入っていて、食べごたえもたっぷり。あまり空調が効いていなかったので、みんなで汗だくになりながら食べました。美味しかった!

 


このお店の近くには、「蓮池潭」という高雄の有名な観光地があります。今回はタクシーの窓から景色を眺めるだけでしたが、次回はぜひ行ってみたいところです。