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【サマルカンド】ガイドツアーで巡るレギスタン広場と観光後のランチ(2024.8)

サマルカンドのウォーキングツアー最後の目的地は、レギスタン広場。グル・アミールから少し歩いて、広場に着いたのは11時半頃だったでしょうか。元々4~5時間のツアーと聞いていたので、後半バテるかも…どうしても辛くなったら早めに切り上げてもらおうかな、などと思っていたのですが(弱気)、楽しくて全然そんな心配は無用でした。

 

▼ビビハニム・モスクとグル・アミールの様子はこちら

▼行けてよかったシャーヒ・ズィンダ廟群

 

 

 

道中、ガイドのアミールさんとたくさん話をしました。

・ウズベキスタン人は子どもが大好きで結婚も早い
・結婚したら一族で暮らすことが多い(大変だ…)
・この国では眉毛が濃い方が美人で、中には繋げている人もいる
・この時期は夏休みなので子供たちは夜遅くまで遊んで朝寝坊する
・川遊びに行く時にはトマトとナンを持っていく
・レギスタン広場前のアイスクリーム屋さんが美味しい

などなど、色々教えてもらえて興味深かったです。確かに眉毛を繋げている人はブハラとサマルカンドでお見掛けしていたのですが、そういうことだったんですね。とは言え、都会では今は眉を繋げる人は減ってきているそうです。

 

 

レギスタン広場

▼公式サイトはロシア語とウズベク語のみでハードル高め!

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それでは、いよいよレギスタン広場へ。昼間は暑いので人が少ないですね。


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向かって左側から入場します。広くて見どころが多いからか、他のモスクより入場料が少し高め。確か50,000スムだったはずです。カードで支払えました。

 


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向かって左側がウルグベク・メドレセ、右側はシェルドル・メドレセです。ウルグベク・メドレセが一番古く、1420年の完成。シェルドル・メドレセ、そして中央のティラカリ・メドレセができたのは、その後随分時代が下った1600年台のことです。


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まずはウルグベク・メドレセへ。優れた天文学者でもあったウルグベクに相応しく、青い星のモザイク装飾が入っていますね。門の高さは35メートル。後から作った2つの建物もウルグベク・メドレセと同じぐらいの高さなのは、ウルグベクへの敬意を込めているのだとか。

 


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2階に上がる階段に、猫ちゃんがいました。細い階段ですが、人がすれ違えるぐらいの幅はあります。

 


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中にはずらりと神学校の教室(フジュラ)が並んでいます。それぞれの部屋の入口には、アラビア語で「生涯勉強」と書かれているそうです。教室の扉は低く、頭を下げて入るしかないのですが、これは謙虚に学べという意味とのこと。言われてみるとメドレセの入口はどこも低くなっていることに気づきました。

 

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こちらのメドレセは、今は殆どお土産屋さんになっています。事前の下調べでは「観光客向け価格だが、品質は良く日本で買うことを思えばお手頃と言える」とのことだったので、何か良いものがあれば買って帰ろうと思っていました。

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最初に覗いたのは器屋さんです。オーナーによると、こちらで買い付けている食器はどでも高温で何度も焼いているので、他のお店のものと比べて軽くて丈夫とのこと。実際見てみたところ、確かに品質が良さそうだったので、比較的シックな色味の大皿1枚と中皿2枚、カップとソーサーのセットを2客購入しました。それぞれ柄が少しずつ違うので、よく見て自分の好みのものを選ぶと良いと思います。

 

結構高かったので、もう少し交渉すれば良かったなあと少し後悔しましたが、それでも気に入ったものを買えたので満足です。食洗器もレンジも使用して問題ないとのことで、帰国してからフル活用しています。器の他に、細密画のマグネットも購入しました。

 


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展示スペースになっているところもありました。一般的に、1階が教室で、2階が居住スペース(寮)になっていたそうです。

 


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タイミングによっては、タイル屋さんの作業を見ることもできるそうです。細かいピースを組み合わせて作っているのですね。こちらで作業をされている方は熟練の職人さんたちだそうで、あちこちのモスクの修復用タイルをせっせと製作されているようです。


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ここでいったんお手洗いもお借りしました。確かこちらは有料でした。

 

 

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続けて、広場の正面にあるティラカリ・メドレセへ。「ティラカリ」とは「金箔を施された」という意味だそうで、中に入るとすぐにその意味が理解できます。

 


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目にも鮮やかな、金と青の装飾が美しい空間です!この天井はドームのように見えますが、実は平面で、うまく描かれた装飾によって立体的に見せているのだとか。じっと見つめても、平面だなんて信じられません。

 


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建設当時は5kg、修復時には3kgの金が使用されたそうです。この前に見たグル・アミールの金の装飾も素敵でしたが、こちらも実に美しいです。壁には風抜きの穴があり、換気を良くしているのだそうです。よく見ると確かに小さな穴があちこちにありました。

 

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ティラカリ・メドレセの内部は小さな博物館になっており、かつて地震の影響などで崩壊しかけた街の写真なども見ることができます。

 

最後に向かったのは、シェルドル・メドレセです。「シェルドル」はタジク語で虎を意味しており、偶像崇拝を禁じるイスラム教には珍しく、こちらの門には虎が描かれています。当時の君主の権威を見せつけるためと言われているそうですが、教義に反する行為を気に病んだ職人さんが自ら命を絶ってしまったという言い伝えがあるそうです。

 

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門のムカルナス(立体装飾)が非常に緻密です。入口のところが格子状になっているのは、神学校の中から外が見えにくいように、という配慮とのこと。というのも、レギスタン広場には当時バザールが立っていたからだそうです。外が市場では、勉強に集中しづらいでしょうに…と思いましたが、神学を志すような人たちに対してそんな俗っぽい心配をするのは失礼というものですね。

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当時は100人以上の学生さんがここで暮らしていたそうです。こちらもやはり、扉が低くなっていますね。

 

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なかなかリアルな人形が展示されていました。かなりの少人数制授業ですね。居眠りは許されませんな…

 

しっかり解説してもらいながら回ったので、非常に面白かったです。最後はアンケートにご協力くださいとのことで、ガイドのアミールさんと一緒にツーリストインフォメーションセンターに戻ります。道中、カリモフ前大統領の生家にも案内してもらいました。

 

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お昼時で暑いですが、日陰に入ると随分楽です。センターの皆さんにお礼を言って、アミールさんが教えてくれたお店にラグマンを食べに行きます!お腹ぺこぺこ!

 

Minaret

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やってきたのは「ミナレット」という、ツーリストインフォメーションからすぐ近くのレストランです。


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オープンな中庭で食べることにしました。ちょっと暑いですが、屋根のある場所も空調があるわけではないですからね。

 


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何を書いてあるのか全然読めませんが、写真があるので指差しオーダーができます。お馴染みのサラダと、ラグマン、プロフを一つずつ頼みました。

 


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来ました!ここのプロフは比較的あっさりした味付けです。レモンを絞ると爽やかになって良かったです。ラグマンは結構しっかりとしたもちもち系の麺で、こちらも美味しかったです。本当はマンティも食べたいところでしたが、連日プロフを食べているので食べ過ぎかなと思い我慢しました。この後、ホテルに戻ってしばし休憩です!

 

▼今回の旅のプランはこちら