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【台北】食い倒れ3日目!MVPは「溫州街蘿蔔絲餅達人」の大根揚げパン(2023.6)

台北3日目、行ったお店リストです!店名にはGoogleマップのリンクを貼っています。

 

久しぶりの台湾旅行もあっという間に折り返し。特に用事があるわけでもなかったのですが、まずは朝市だろう!と思い、ホテルから徒歩10分ぐらいの雙連朝市へ。小さな朝市ですが、300mほどの通りにお店がひしめいていて活気があり、日本では見たことのないような果物や野菜がゴロゴロ置いてあるので面白いのです。

 

そしてここには私が好きな朝ごはんのお店もある…と思いきや、まさかの臨時休業!がっくり!以前行ったことのあるお粥のお店も閉店している!ということで、朝からスイーツタイムにすることに。

 

双連円仔湯 (お餅とかき氷)

昔からお餅に執着があるんです、私。そして、そんな餅党歓喜の一皿がこちら。1951年創業の老舗スイーツ店の、その名も燒麻糬(油もち)です。

 

このお店はかき氷やぜんざいも有名なのですが、餅党ゆえお餅だけでお腹がいっぱいになるので他のメニューまで辿り着いたことはありません。無念。お隣のおじさんが食べていたかき氷は確かに美味しそうでした。

 


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このお餅の何が特別かと言うと、手捏ねのお餅を油で15分間煮てあるんですよ。これが台湾の伝統製法だそうですが、手間ががかかりすぎるので今ではこのやり方で作っているところは少ないそうです。油で煮ると聞くと、しつこい味なのでは?と思いますが、全く油っぽさはなく、弾力と粘りが増した、強化版お餅という感じです。

 

お味は①甜(ピーナッツの粉がかかった甘い味)、②鹹(海苔とピーナッツの粉がかかったほんのり塩味)、③辣(辣油、海苔、豆豉のかかった醤油味)の3種類です。③は私は食べたことがないのですが、今回調べて豆豉がかかっていると知り、俄然興味が湧いてきました。今度はこれにする。

 

ここのお餅は一つ一つかなりの大きさがあり、少食な方やお餅耐性がない方だと一つでお腹がいっぱいになるかもしれません。しかしせっかくなら甘いもの×しょっぱいもので食べたいじゃないですか…絶対にお腹がいっぱいになるとわかってはいましたが、迷わず2種オーダーしますよね!

 

甘い方はしゃりしゃりとしたお砂糖の食感が良くて、海苔の方はほんのり塩気があってこれもまた美味しい。見た目はきなこ餅風ですが、ピーナッツの粉なのでまた違う風味です。

 

冰讚(かき氷)

お餅を2つ食べたらもちろんお腹が膨れましたが、せっかくここまで来たのならマンゴーかき氷を無視して帰るわけにはいかない(使命感)。そう、お餅店から徒歩1分の距離に、マンゴーかき氷の名店があるのです。

 

マンゴーが美味しい季節にしか営業しない、冰讚というお店です。台北在住の人たちの間でも、マンゴーならここが一番という共通認識があるらしいですよ!

 

常に行列ができているお店ですが、開店と同時に行ったところ運良く第一陣で入れました。昼間の暑い中並ぶのは辛いので、開店と同時以外なら夜、日が暮れてから行くのが良いと思います。この近くには寧夏夜市という有名な夜市もあるので、その帰りに寄るのが良さそう。

 


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は〜〜〜ねっとりしたマンゴーが最高…!もちろんこのふわふわした氷も美味しいのですが、なんと言ってもここはマンゴーそのものが本当に美味しいんです。さすがマンゴーがおいしい季節に限定してオープンしているだけのことはあります。

 

ちなみに以前地元の方に「氷はあくまでマンゴーを冷やすためのもの、無理に全部食べなくても良い」とお聞きしてから、氷に関しては欲張らなくなりました(その人の持論なだけかもしれませんが…)。一人で全部食べると、結構お腹がチャポチャポになりますのでね。観光客はだいたいマンゴーかき氷を食べていますが、地元の人たちは他のフルーツのものを食べていたりするのも面白いところです。本当はフルーツミックスも頼みたいところでしたが、さすがに一人で2つは厳しいので諦めました。

 

そうそう、ここはプリンが美味しいことでも有名で、かき氷1皿につき1つ、プリンもトッピングできます。

 

新點子茶舖(お茶/乾物/調味料)

腹ごしらえをして元気になったので、その足で今回の旅行の目的の一つである、生姜ソースを買いに行きました。Google mapのフラグを見ながら「こんな場所だったっけ…」と半信半疑で向かったのですが、着いてみると全く新しい場所に移転していたようです。一度フラグをつけておけば移転しても大丈夫なんですね。助かりました。

 

お店のおじちゃんに聞いたところ、元々店舗があった迪化街の家賃が上がりすぎてしまい、こちらに移転したそうです。迪化街は台湾一古い乾物問屋街で、街並みそのものも雰囲気がある場所なのですが、最近では観光地化し過ぎたようで、おじちゃんいわく「昔からあるお店もかなり潰れたり移転したりして、今はカフェとかごバッグのお店ばっかり」とのこと。

 

「あっちは築100年で家賃がここの5倍!こっちは建物が新しいし家賃が安くなってよかった」と仰っていましたが、あのいかにも問屋街らしい佇まいが好きだっだのでちょっと寂しいような。新店舗はMRT大橋頭駅からすぐの場所なので、行きやすくはなりました!

 


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ここで買うのは「麻油薑泥」という生姜のソースです。他に呼びようがないのでこう呼んでいますが、これが本当に万能なんですよ〜。鍋の時にスープに足したり、炒め物に入れたり、とにかくあらゆるお料理に使えます。

 

お茶や乾物もたくさん置いてあり、今回は麻辣ピーナッツとパパイヤも買いました。おじちゃんがすごくフレンドリーで、次々試食を勧められるので、お腹いっぱいになる覚悟で行く方が良いと思います。色々買ったら「アイスクリームも食べていって!コーヒーもいる?私のコーヒーは評判良いよ!」と、次々サービスしてもらいました。こちらのおじちゃんは日本語も英語もペラペラなので、中国語ができなくても全く問題なくお買い物できます!

 

本当はこの後美術館に行こうと思っていましたが、朝からちょっと活動しただけですぐにバテました。ホテルに戻って早々に休憩。

 

ちょうどお部屋のシーツ交換中でしたが、あまりに暑そうな私を見て清掃係の女の子がすぐに冷房をつけてくれました。「だいぶ暑くなってきたけど、6月だからまだマシです。7月以降はこんなもんじゃないので。」と仰っていましたわ…日本も今や台湾並みの暑さだけど、猛暑の中みんな生きてるだけで偉いよ!

 

溫州街蘿蔔絲餅達人(大根揚げパン)

一眠りして少し元気が回復したので、気になっていたものを食べに行くことに。ホテルの近くからバスが出ていることがわかったので、バスで行くことにしました。降りられない長距離バスは苦手ですが、いつでもふらっと降りられる路線バスは好きなんです。特に海外旅行の時は、景色が見えるぶん地下鉄よりバスの方が楽しい気がします。

 

食べたかったのはこちら!千切り大根入りの揚げパンです。何で見かけたのか記憶が定かではないのですが、「千切り大根入りの…揚げパン…?」と、ずっと気になっていたんです。

 


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お店に近づくと、遠くからでもすぐにわかる大行列!じっと待っているだけでも暑い日でしたが、このために来たので迷わず行列の一員になりました。

 

並んでいると、次々生地が揚げられている様子がよく分かります。それにしてもみんな大量に買いすぎではないか?行列の進みが遅いわけですよ。3つも4つも袋を抱えて、一体何人で食べるつもり…?などと考えていたら、先に店員さんがオーダーを取りにきてくれました。プレーンな大根入り揚げパンを頼んだのですが、お店の前まで行ったら詳しい説明書きがありました。卵追加ができたのか!悔しい!

 


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やっと来た!揚げたてなので、ホカホカの熱々です。そして想像以上にずっしり重い…!日本でよく見るカレーパンサイズですが、中身がぎっしり詰まっているので重量感があります。

 

中にはほんのり塩気のある、軽く蒸された状態の大根がたっぷり。柔らかいのですがシャキシャキ感も残っており、火の通り具合が絶妙です。そして外側のサクッと軽い生地…これは美味しいわ。みんなが並ぶ理由も、山ほど買っていく理由もわかる!私も絶対また並ぶ!!そして次回は絶対に卵を入れてもらうぞ!

 

青田茶館(茶館)

またお腹がいっぱいになり、空模様も怪しくなって来たので、しばらく茶館でゆっくりすることにしました。お目当ての茶館は、先ほどのお店から歩いてすぐ。古い日本家屋を利用した、静かで落ち着いた佇まいのお店です。

 

ここは元々台湾大学の教授が住んでいらしたそうですが、何年か空き家になっていたところを丁寧にリノベーションしているようです。

 


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なんだか懐かしさを感じる、気持ちの良い空間です。お茶はポットでオーダーする形式なので、一人だとかなり割高になりますが、逆に何人かであれば1ポットでかなり長い時間楽しめそうです。

 

お店の方が丁寧にお茶の淹れ方を教えてくれるので、それに倣って自分のペースで楽しむことができますよ。

 

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お湯はやかんに入った状態で提供されるのですが、お店の方がちょうど良いタイミングで「熱いお湯を持ってきましょうか?」と声をかけてくれます。付かず離れず、上品な接客でとても気持ちが良い!

 

私は中庭の見えるお席でしたが、他のお席も落ち着いた雰囲気で素敵でした。ここはまたぜひ、誰かおしゃべり相手がいる時に再訪したいです。

 


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LAIHAO(雑貨)

茶館を出てから、台北在住のおしゃれお姉さんが教えてくれた雑貨屋さんへ。台湾らしいお土産を探すのにとっても良いお店です。ここは日本向けに通販もあるらしい。さすが!

 


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私はおしゃれアイテムの前は素通りして、エビとイカの塩辛(また食べものw)と、あとはお土産用にパイナップルを抱えたくまさんのブローチを買いました。もう1軒、教えてもらったおしゃれ雑貨のお店があったのですが、そちらは残念ながら定休日でした。また行こ〜!


食習(定食とスイーツ)

考えてみたら、丸一日おやつ的なものしか食べていないのでは…と思い至ったものの、もう疲れて並んだり自分で個別にメニューを考えるのはめんどくさいな!となり、夜は中山駅の誠品書店の中にある定食屋さんに行きました。

 

ここは神農生活という、台湾版DEAN&DELUCAのようなお店の系列レストランです。お隣には食料品もたくさん置いてあって、お土産調達にも良さそう。レストランはメニューが全部日本語併記でわかりやすいですね…!

 


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せっかくなので、日本ではあまり飲めない碧螺春という緑茶を頼みました。小さなやかんに入って出てきたよ!持ってきてくれたお兄さんがとっても優しく「こぼれるのでしっかり蓋を押さえてくださいね〜」と注意喚起してくれたのですが、押さえ方が甘くて見事にこぼしました。お兄さんごめん…しかしお茶は大変おいしかったです。

 


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地方定食という説明に惹かれて、私が頼んだのはアゴナシの煮付け!身がふわっと柔らかくて、あまり癖のないお魚でした。あっさり、ホッとするお味です。デザートに仙草ゼリーも食べて、またもやお腹パンパンに。なんだか喉が痛くなってきたので帰り道でのど飴を買って、この日は早めに就寝!

 

▼少し前の本ですが、台北のガイドはこちらが圧倒的にお勧めです

 

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