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【台湾】再見、台北!ラスト2日のご飯とお土産リスト(2023.6)

 

 

それなりに時間があると思っていた4泊5日の台湾旅行ですが、気がつけばあっという間に4日目!行きたかったところには半分も行けていません(自慢げに言うことではないぞ)。やはり最低でも2週間ぐらい滞在しないとダメかもしれない。

 

3日目に食べ過ぎたせいで朝から胃が重く、4日目はゆっくり起きて、ジューススタンドでナタデココみたいな何か(何か…)が入ったパイナップルジュースを飲んで、友人との待ち合わせ場所に向かいました。

 

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台北市内の移動はバスが断然便利で好きです。車窓から外を眺めて、気になるお店を見つける楽しみもあります。日本のように正確な時刻表があるわけではありませんが、GoogleMapで経路を調べるとおおよそ何分間隔で走っているかがわかります。

 

日本にいると「何時何分にここを出て、次は何分にあそこで乗り換え!」という感覚が当たり前になっているので、バス停でぼんやりと「そろそろ来るかな〜」と待つ時間も楽しいんですよね。ちなみに、今はほとんどの停留所で「⚪︎⚪︎線は何分後」といった表示が出るようになっているので、当てもなくずっと待ち続けなければいけないわけではないです!

 

花蔵雪 手作雪氷(かき氷)

お昼に会う約束をしていたのは、中国にいた頃に仲良くしてくださったお姉様です。もう中学生になったお子さんのテストが終わるのがちょうどこの日で、お昼過ぎなら会えるとのことだったので喜び勇んで行ってきました。

 

待ち合わせ場所はかき氷屋さん。一大観光地である士林夜市の近くなので、このお店は士林の観光ついでに寄っても良さそうです。

 


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3日目に行った冰讚はレトロな雰囲気のかき氷屋さんですが、ここはおしゃれなカフェ風。お昼過ぎでしたが、地元の人らしきお客さんがひっきりなしに入ってきていました。

 

こちらのかき氷は、マンゴー味のふわふわの氷にホイップクリームも載っているタイプ。もちろんフレッシュなマンゴーもどっさり。これはこれでまた違う美味しさがあります。メニューに載っていた冬限定の苺のかき氷も気になる〜!

 

お姉様が食べていた宇治抹茶かき氷も美味しそうでしたが、せっかくなら日本で食べられないものが食べたかったので、私はマンゴーにしました。

 

お姉様によると、台湾のホテルの値段が上がり過ぎたので、台湾人の中では最近は「国内旅行をするぐらいなら日本に行く方が良い」となっているそうです。最近大阪でも台湾の方を本当にたくさんお見かけするんですが、そういう事情があったんですね…

 

士林慈諴宮(お寺)

かき氷を食べつつ猛烈な勢いでお喋りをしていたのですが、おやつ時間になりお客さんも増えてきたので、お店を出て士林のお寺まで歩くことに。

 

お寺の中にはぎっしり真っ赤な提灯がぶら下がっており、日本のお寺とは全く違う雰囲気ですが、漂うお線香の香りといい、同じ東アジアの文化なので異国の神様と言えど何となく親しみが持てる感じがします。見よう見まねで「お邪魔しています」とご挨拶して、旅の安全祈願をしました。

 


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帰ってから調べたところ、士林の夜市というのはこちらのお寺の門前市が発祥で、そこからどんどん規模が拡大していったのだそうです。

 

夜に行くと人でごった返す有名な夜市ですが、日が高いうちは人影もまばらで、何だか新鮮でした。この気候の中にいると、この国で夜市の文化が発達したことがよく理解できます。開いているお店もありましたが、昼間にふらふら出歩くのはちょっと危険よ…

 

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こちらの地瓜球はサイズ大きめ!人が少ない時間だったので、作り置きではなく一から揚げてくれていました。一からだとけっこう時間がかかるんですね。油はね対策なのか、お店の方が長袖のジャケットを着ていたので「暑くないんですか」と聞いてみたところ「暑くないわけではないけど、許容範囲」とのこと。

 

お姉様のパートナー(台湾人)もこの暑さの中毎日ジョギングをしているそうですし、これだけ暑くても私のように汗だくになっている人もそれほど見かけないので、ここで生まれ育っていると暑さ耐性のレベルが一味違うのかも…

 

昇祥茶行(お茶/両替)

お姉様とはここでお別れして中山エリアに戻り、今回のお買い物リストのうち最重要項目であった、お茶を買いに行きました。

 

こちらのお茶屋さんはお茶も美味しいのですが、実は両替商でもあるお店です。レートも悪くないので、現金が足りなくなった時にはここで両替をお願いすることも。夜遅くまでやっているので、使い勝手が良いんです。日本語が上手で優しい(これ重要)店員さんがいらして、接客も押し付けがましくないので安心です。

 

私は時間がなくてお目当てのものだけ買いましたが、普段は試飲もできます。この日も「遅い時間でも良いので、夜時間があれば新茶を飲みに寄ってくださいね」と声をかけてくれました。

 

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※写真はホームページからお借りしています。

 

もう長らく愛飲しているのはこちらの黒烏龍茶です。お高いお茶ですが4〜5煎は淹れられる上、とにかく風味が良くて美味しいんですよ。黒烏龍茶なので油を流す作用も強いようで、脂っこいものを食べた後に飲むと胃もたれとも無縁でいられます。

 

「これを飲んで痩せたお客様も多いんです」と説明を受けた記憶があり、実際このお店を最初に紹介してくれた夫の知り合いのおじさまも「かなり効果があった」と仰っていましたが、私が痩せる気配は皆無です。しかしそれは私がお茶で流しきれないほどの油を摂取しているからに違いありません。

 

買五送一(5包買うと1包プレゼント)なので、5包買うよね…お財布が泣いていますが、次にいつ行けるかわからないのでやむを得ません。これだけあれば向こう1〜2年は大丈夫に違いない!

 

問鼎・皇上吉祥 宮廷火鍋忠孝店(火鍋)

実は到着後にインスタにアップしていた写真を見て、台北在住のまた別のお姉様が声をかけてくれたんです。娘連れでよければ一緒に鍋でも…と誘ってくださって、大喜びで晩ごはんに行ってきました。

 

向かったのは、最近台北で人気だという、ちょっと高級な火鍋店です。お姉様は恐ろしいほどの情報通かつグルメなセレブなので、日程が決まるや否や次々に候補のお店や最近のお勧めスポットを紹介してくれており、その中で「一人だと行きづらいのはなんと言っても鍋!鍋が食べたいです!」とリクエストしたお店でした。

 


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こちらのお店は火鍋自体ももちろん美味しかったのですが、ハーゲンダッツ食べ放題というのが売りの一つだそうです。ずらりと16種類ぐらい用意されていたでしょうか。

 

私も張り切って食べようと思っていましたが、大人はそんなに大量のアイスクリームは食べられないのだと思い知ってちょっとショックでした。小学生の娘ちゃんの食べっぷりはそれは見事でした。

 

娘ちゃんのことは赤ちゃんの時からインスタでずっと成長ぶりを見守っていたので、ついに対面できて感無量です。とっても伸びやかにハキハキお話ししてくれて、誰かに何かをしてもらうたびに「ありがとう」とにっこりし、これが本物のお嬢様…!天真爛漫な可愛らしさと上品さが同居している!と、心洗われる体験でした。この先の彼女の人生に、幸せなことがたくさんありますように。

 

ちなみに、一番行きたかったのはこちらのお店です。

ここは大人気店なので、さすがに直前では予約が取れませんでした。酸菜白肉鍋という、白菜のお漬物の入った鍋で、これが本当に美味しいのですよ…次回は必ず、たとえ一人でもお腹をぺこぺこにして再挑戦したいところです。

 

世紀豆漿(朝ごはん)

最終日の朝、向かったのは3日目に臨時休業していた朝ごはんのお店!

 


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豆漿(豆乳スープ)の辣油入りと、ネギのたっぷり入った卵焼きをオーダー。こういうのがホッとするんですよね。熱々の状態で出て来る上に、店内は大して涼しくないので、また汗をかきながらミニ扇風機の風量全開でいただきました。

 

豆漿にはたっぷりのネギや搾菜、油条(揚げパン)も入っていて、意外と満腹感があります。地元の方は更に油条を追加で頼み、これに浸しながら食べていることが多いですね。こういうものが食べたくて、ホテルはいつも朝ごはん無しのプランで予約しているんです。と言っても、今回は色々予定が狂って1回しか食べに行けませんでしたが…

 

こういった朝ごはんのお店には、スープ状の豆乳に加え、飲み物としての甘い豆乳や小籠包、揚げパンなどが必ずあります。オーダーはシートに記入式のところもあれば、番台のようなところで直接頼む形式のお店もありますが、大体どこのお店でも一見さんがまごまごしていると常連さんの誰かが助けてくれている光景を見かけます。日本人にも有名なお店だと、大抵日本語メニューも置いてあります。お店によって少しずつ味が違うので、本当は長期滞在して色々食べ比べたいところ。

 

私が一番好きなのは大安駅のこちらのお店です。このお店行きたさに、ホテルを大安駅近辺で探すこともあるぐらいです。

 

李製餅屋(パイナップルケーキ)

空港に行く時間まで朝市をぶらぶらして、李製餅屋でお土産のパイナップルケーキも購入。ここのお店のパイナップルケーキはクラシックな仕上がり。サイズが小さいので食べやすいのも良いし、パッケージもレトロで可愛いのでお土産にぴったりです。

 

このお店のパイナップルケーキが実は基隆名物だったことに、この時初めて気づきました。

 

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箱入りでもバラでも購入可能です。もちろんバラでも買ってすぐに食べました。食べ物ばかりのお土産をスーツケースに詰めて、空港に向かいまーす!

 

微熱山丘 SunnyHills(パイナップルケーキ)

もう何も買わないぞ…と決めていたのに、空港に着いたらサニーヒルズのお店を見つけてしまいました。いや、見つけてしまったというか、あるのがわかっていてキョロキョロしていたらそこにあった、というのが正直なところです。目が合ってしまったら買って帰るしかないです。サニーヒルズは今や日本でも買えますが、美味しいものはその場で買って持って帰りたくなるのが食いしん坊の心情というもの。

 

パイナップルケーキとアップルケーキを購入しました。もうスーツケースに入れる余地がないので、これはハンドキャリーです。

 

出発まで結構時間があったので、免税店を覗いてみることにしました。色々見てみましたが、なんとほとんどのものが免税になっていても日本の正規価格より高い。恐るべし円安!ここで買う意味も特にないので、そのままラウンジに行き、ヌードルを食べてコーヒーを飲んで飛行機に搭乗しました!また来るね!

 


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久しぶりの台湾でしたが、流れている空気が穏やかで人も優しくて、やっぱり大好きな場所でした!昼寝してばかりの実にのんびりした旅行でしたが、トレカも渡せたし、マンゴーかき氷も2回も食べられたし、黒烏龍茶も生姜ソースも買えたので最低限のミッションはクリアということにしておきましょう。次はいつ行けるかな?