昨年の9月、普段あまり行かない弘大(ホンデ)・合井(ハプチョン)方面にに行ったので、気になっていたビブグルマンのお店「屋同食」でテジコムタン(豚のスープ)をいただいてきました。
屋同食(オットンシク)옥동식 서교점
屋同食(オットンシク)옥동식 서교점
住所:ソウル市麻浦区ヤンファ路44−10
서울 마포구 양화로7길 44-10
Instagram:http://instagram.com/okdongsik
ありがたいことに、この日は韓国人のオタク友達が一緒でした。ちょっと早め、17時の開店とほぼ同時にお店へ。
既にウェイティングの人たちが!韓国の人たちは並ぶのが嫌いだとよく聞きますが、美味しいものにはみんなちゃんと並びますよね。この辺りの感覚、大阪人と似ている気がします。
最初の一巡目には入れませんでしたが、早めに行ったおかげで一巡目の方たちが出てきた後、すぐに入店することができました。
カウンター10席ほどの小さなお店で、店内は上品なラーメン屋さんのような雰囲気です。席数は少ないものの、長居するタイプのお店ではないので回転は速そう。
お食事メニューは潔く、テジコムタン(普通/特)、キムチマンドゥのみ。テジコムタンの「特」はお肉の量が倍だそうです。私たちはそれぞれ普通サイズのコムタンを頼み、キムチマンドゥはシェアすることにしました。
来ました〜!澄んだ綺麗なスープです。真鍮の器も美しいですね。写真には入っていませんが、スプーンとお箸も真鍮の美しいものでした。
テジコムタンの上に載っている豚肉はお箸がスッと通るほど柔らかくて薄く、「普通」サイズでも何枚もたっぷり入っています。これをスープやご飯と食べるもよし、一緒に出てきたコチュジャンで食べるもよし。
スープは雑味のないクリアな味で、あっさりと薄味なので食べ飽きません。ご飯はさらさら。冷たいご飯でお茶漬けをした時のような感じといえば伝わるでしょうか。すっとほぐれるので、スープのスッキリした味の邪魔にならないんですね。お櫃のような入れ物から盛り付けていたので、おかげでうまく水分が飛んでいるのかもしれません。
マンドゥはムチムチでもちろん美味しい。この大きなマンドゥは北朝鮮のスタイルなのだと聞きました。お豆腐が入ったふわふわ餡の朝鮮式のマンドゥには、中国の餃子とはまた違う良さがありますね。
「せっかくなのでシッケも試しみては?」と友人に勧められ、初めてシッケも飲みました。甘酒のような食感とお味で、優しい甘さで体に良さそう!
心地よく清潔感のある店内で、全てが丁寧に作られたお料理をいただけて、大満足。カウンターでさっと食べられるお店なので、一人ご飯にも良さそうです。刺激物で胃が疲れている時にも良いな。近所にあったら毎週通いたくなるようなお店でした。
▼ホンデのRYSEからも歩ける距離です!