サン・ジャン・ド・リュズの街の中心部には、レオン・ガンベッタ通りという目抜き通りがあり、わずか数百メートルほどの間にたくさんの素敵なお店が軒を連ねています。
今回はあまり時間がなく、ゆっくりお買い物というわけにはいきませんでしたが、それでも行きたかったお店をいくつか回ることができました。挙げたお店は全て徒歩圏内です!
今回訪問したお店
メゾン・アダム Maison Adam(パティスリー)
メゾン・アダムは「サン・ジャン・ド・リュズと言えば」という有名なお菓子屋さんです。創業は1660年で、ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズとの結婚式(!)には、このお店のマカロンが献上されたそうです。
マカロンと言っても日本で一般的にイメージされる色鮮やかなものではなく、こちらのマカロンは飾り気のない、プレーンなクッキーのような見た目です。素朴でホッとするようなお味で、しみじみ美味しいんです。
ショーケースにはガトー・バスクやマカロンがぎっしり。
白地に青のパッケージも可愛くて、誰かにプレゼントしたくなるような素敵さなのですが、あまり日持ちがしないのでお土産にしにくいのが残念です。自分たちで食べ切る用と、パリの友人へのお土産にマカロンを少しずつと、チョコレートを購入しました。
数日後、お土産にこちらを持参して友人宅に行くと、その場にいた人が口を揃えて「アダムのマカロン!嬉しい!」と大喜びしてくれました。子供たちもパクパク食べてくれて、こんなに喜んでもらえるなら倍ぐらい持って行けば良かったです。
お店にあったしっかりしたキャンバス地のトートも、いかにもフランスらしくて可愛かったのですが、こういうのはたくさん持っていますのでね…我慢我慢。
右側、レジ横に置かれていた「ペールノエル」はサンタクロースのことですね。結構大きくて、これはどうやって食べるのでしょう…まさか丸かじり?
サン・ジャン・ド・リュズは、裏通りに入ってもどこも手入れが行き届いていて安心感があります。
Maison Jean-Vier Gambetta(バスクリネン)
家をリノベーション中の友人は、ここでバスクリネンを真剣に選んでいました。こちらのお店は洗練されたモダンなデザインの商品が多く、私は数あるバスクリネンのお店の中で1番好みです。
テーブルクロスやナフキンのセットもおしゃれで、タオル類も素敵。
タオルは全然へたらないので、我が家では7〜8年前に買ったバスタオルが未だに現役です。とても地厚なので、しっかり水分を吸ってくれる反面、乾きにくいのも事実で、これはお好みがありそうです。小さめサイズの方が扱いやすいと思います。
Tissage de Luz(バスクリネン)
こちらはMaison Jean-Vierよりもポップでカラフルな色使いの商品が多いお店です。バスクリネンを使ったデッキチェアなど大きな商品や、ポーチやバッグなどの品揃えも豊富。
友人がこちらのミニリュックを使っていて、それがとても可愛かったので一つ欲しいなと思っていましたが、お店の方にお聞きしたところ「残念ながら今はないの〜」とのことでした。
Maison Jean-Vierでは小さいトレイ、Tissage de Luzではフラットなポーチとマチのあるしっかりしたポーチを買いました。なぜか全部青系になってしまいましたが、きっとその時に心惹かれた色だったんですね。
次回は絶対行きたい!
Maison Pariès(ショコラティエ)
創業1895年の老舗ショコラティエ、メゾンパリエス。サン・ジャン・ド・リュズが本店ですが、同じフランスバスクの街であるバイヨンヌを始め、パリやボルドーなどにも支店があります。
Bayona 1890(エスパドリーユ)
こちらはエスパドリーユのお店。サイズもデザインも豊富です。エスパドリーユ、夏にさらっと履けて気持ちが良いんですよね。前に買ったものをついに履き潰してしまったので、1足買ってくれば良かったです。
Lartigue 1910(バスクリネン)
バスクリネンのお店。こちらの商品もとても丈夫です。色の組み合わせがどれもかわいい。
Accoceberry Saint-Jean de Luz(食料品)
ピマン・ド・エスペレット(バスクの赤ピーマン)やフォワグラの瓶詰め、ハムやチーズなど、地元の食材を扱うお店。バスクは食材が豊かなので良いですね。
サン・ジャン・ド・リュズはやっぱり素敵なところだったので、今度来るなら数時間の滞在ではなく1泊して、ゆっくり散策したりご飯を食べたりしたいです。次はいつ行けるかな!
▼こちらのランチも大満足でした!