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【高雄】ミシュラン ビブグルマンの「前金肉燥飯」(2024.7)

前金駅に到着後、 お腹が空いていたので、チェックインより先にご飯を食べることにしました。こういう時、バックパック一つで移動していると身軽で良いです。

 

▼到着までの話はこちら!結局チェックイン前にご飯を食べていますが…

 

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駅を出て、早速お店に向かいます。清々しいほどの暑さ!湿度は日本と変わりませんが、日差しは明らかに日本より強くて強烈で、南国に来たことを感じます。しかし多くの建物に張り出し屋根(騎楼と呼ぶそうです)があり、日陰を歩けるので随分楽に感じました。日本ももう灼熱の国になってしまったので、こういう街づくりを見習う方が良いのでは…

 

前金肉燥飯

前金肉燥飯
住所:高雄市前金區大同二路26號
★地下鉄「前金」駅 3番出口 徒歩4分
★現金のみ

向かったのは「前金肉燥飯」というお店です。肉燥飯は魯肉飯と似たようなものだそうですが、北では魯肉飯、南では肉燥飯と呼び、使うお肉の部位やお醤油の種類も違うようです。

 

実は私は魯肉飯はあまり得意ではないのですが、このお店のレビューを見ていると「脂っこくない」という文言がたくさん出ていたので、ここなら大丈夫かも…と思っていたのです。後から気づきましたが、このお店はミシュランのビブグルマンにも選出されていました。ほほーん、そうだったのか。

 

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お店に着くと、中途半端な時間帯にも関わらず何人かのお客さんが食事をしていました。店内も暑いので、扇風機の前の席へ。もうこの雰囲気からして「台湾に来た!」という感覚があって元気が出ます。ミシュランなにそれ?と言わんばかりの佇まいが良い感じですね。

 

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席に着くと、お店のおじさんが「普通ので良い?卵は半熟?」と聞いてくれたので、うんうんと頷いて待機。卵の焼き加減は半熟か固焼きか選べるようです。好みがありますもんね。壁のメニュー表には価格表記がありませんでしたが、肉燥飯+卵焼きで60元でした。

 

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1分も待たないうちに出て来ました。半熟のアヒルの卵焼きがトッピングされた肉燥飯、小さくて食べやすいサイズです。このところ韓国に行く機会の方が圧倒的に多かったので、サイズ感の違いに「そうだった!これが台湾の良さ!」となりました。韓国のボリューム感も、あれはあれでパワフルで良いんですけどね。この台湾のサイズならおやつにもできる!

 

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お肉はトロトロで甘辛い味付け。八角が入っていなかったので、八角が苦手で魯肉飯に嫌な思い出がある人でも全く問題なく食べられそうです。一見脂身が多く見えるので脂っこいのかと思いきや、口に入れると全然重くなくてびっくり。美味しい!

 

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アヒルの卵は外がカリカリ、中はトロッと半熟で、これがまた甘辛いお肉によく合って、ご飯が進みます。

 

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創業は1959年。老舗ですね。ミシュランガイドによると、今の社長さんが3代目だそうです。肉燥飯は茶色くて実に地味な見た目ですが、こういう地味に見えるお料理がしみじみ美味しいのが台湾の素晴らしさ。本当は追加でサバヒーのスープなども頼みたいところでしたが、この後現地の友人と火鍋に行く予定だったのでグッと我慢。

 

絶好調に暑いので、この後ホテルにチェックインして一旦少し休憩。英気を養ってから六合夜市に行ってみることにしました。

 

▼六合夜市と火鍋の話はこちら