週末、コンサートのために初めて台湾の高雄に行って来ました。台湾にはこれまでに結構な回数訪問していますが、南の方は台中、台南あたりまでしか行ったことがなく、高雄は初めて。
初めての場所に行く時はいつもワクワクします。現地でどれぐらい時間があるかは予想できませんでしたが、せっかくの機会なので出来る限り時間を有効活用したい。ということで、ホテル周辺の良さそうなお店を事前に調べて、楽しみにしていました。
今回はなかなか良い時間帯の飛行機がなく、往復ピーチ航空で予約。取った時期が悪かったのか、LCC、それも預け入れ荷物なしの一番安いプランだと言うのに78,000円もして地味に辛い気持ちになりましたが、ピンポイントでこの日に渡航するしかなかったので仕方がありません。経験はプライスレス(と言い聞かせる)。ANAのマイルをピーチポイントに換えたら2万円分ぐらいになり、それで一部払えたので良しとします。でも高いよね〜!
高雄は暑いと聞いていましたが、この日は大阪も十分に暑い日でした。しかも、関西空港の第二ターミナル出発エリアはどうやら扇風機のみ。え、こんな酷暑の日本でそんなことある??びっくりしましたが周囲を見渡してもエアコンはなさそう。プレハブの、まるでサウナのような空間から出発です。第二ターミナルは出国手続きがスムーズなのが良いところですが、これから夏は要注意だな…高雄の気候に合わせて、締め付けない!速乾!という感じの服装にしておいて正解でした。
手荷物は7kg制限でしたが、事前に測ったら5kgぐらいしかなくて余裕でした。夏は身軽で良いね。汗だくになることを見越して、軽量かつ速乾性のある服ばかり選んだのが良かったのかもしれません。
高雄の空港に着くと、ちょうど推しが乗ったと思しき飛行機も到着のタイミングでした。バゲージクレームでほんの一瞬ですがお姿を見かけ、やっぱり芸能人は頭身がふつうの人と全然違うんだな…アイドル界の中では小柄な方に入るだろうに、立っているだけで目立ってしまうのか…と感心しました。写真は到着直後のものなので無関係です、悪しからず。
出待ちの人でごった返す到着ロビーで両替し、台湾ドルの高さに目を白黒させながらまずは地下鉄に乗って遅めのお昼ご飯へ。空港から街中までの距離が近く、もうこの時点で便利でサイコー!交通カードにもちゃんとお金が入っていました。たぶん前回、次回またすぐに電車に乗れるようにちょっとチャージしていたんだと思います。偉いぞ過去の自分。
向かった先は美麗島。「世界で最も美しい地下鉄駅」の2位に選出されたという駅です。空港からはレッドラインで7駅。近くて良いね!これは帰りもギリギリまで遊べそう。
高雄の地下鉄はレッドラインとオレンジラインの2本で、これに加えてトラム(黄緑色の路線)が市内をぐるりと循環しているようです。シンプルでわかりやすいですね。
行きたいと思っていた美麗島の鶏肉飯のお店は、1番出口を出て目の前でした。美麗島の美しい駅を見るのもそこそこに、張り切って地上に上がって来ましたが、残念ながら既に閉まっているではありませんか。事前のリサーチでは16時までのはずだったのに…売り切れ次第閉店のパターンかな。
▼行きたかったお店はこちら。次回は必ずや!
お隣には鴨肉麺のお店があり、こちらも評判は良さそうでしたが、私はどうしてもご飯ものが食べたい!なぜなら翌日に麺を食べることが決まっているから!
というわけで、まずは先にホテル付近に向かい、そこで別の候補のお店に行くことにしました。美麗島駅を離れる前に、せっかくなので記念撮影を。
ちなみにこの後、台湾の友人に「この駅って世界で最も美しい駅の一つらしいね」と言ったところ「本当に?そんな話初めて聞いたけど」と笑っていました。日本語で情報を調べるとそこら中にそう書いてあるのに、現地の人の間ではそんな事実は知られていないのでしょうか…
ホテルは美麗島から1駅、前金駅でした。ここは一緒にコンサートに行くフィリピンの友人2人が選んでくれました。元々は別のホテルを予約していましたが、会場に移動したりするのに同じところからの方が何かと便利なので予約を変更。結果的に価格も半額ぐらいになり、居心地も良く、今回のようにホテルにいる時間が短い滞在にはこちらで十分でした。
なんだろう、なんだか船の中のような?不思議なデザインです。お部屋自体はかなり広く、ベッドもクイーンベッドでゆったり。寝心地も良かったです。
入ってすぐ左が洗面エリア。ベッドルームとの間にパーテーションがあるのも良かったです。水圧も排水もばっちり。コンセントも至る所にあって便利でした。
個人的に、夏(7〜9月)の台湾では駅から徒歩6〜7分以上かかるところは選ばないことを徹底しているのですが、ここは徒歩3分ぐらいだったのでその点でもかなり良かったです。
デメリットを挙げるなら、お掃除がちょっと甘いか…と思われるところと、スリッパがペラペラで履き心地がぐにゃぐにゃだったことです。スリッパは自分でふかふかのものを1足持っていたので、そちらを使いました。そんなポイントを気にする人は少ないかもしれませんが、ふかふかスリッパが良い人は持参したほうが良さそうです。