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【奈良】NIPPONIA HOTEL奈良 ならまち レビュー(2025.1)

1月の3連休には、VMGグループのホテルの一つである、NIPPONIA HOTEL奈良 ならまちに宿泊して来ました。VMGグループは日本の歴史的建造物を生かしたホテル作りをしており、併設のレストランもどこも地産地消にこだわっているそうで、以前から泊まってみたいと思っていたのです。

 

文化財や伝統的建造物群保存地区、お城や城下町、名勝、神社仏閣など、これまで観る対象だった歴史的建造物を、利用することができる、それがVMG HOTELS & UNIQUE VENUESです。

VMG HOTELS & UNIQUE VENUES まだ見ぬ時と出会う場所。

 

VMGグループが運営するホテルは、2025年1月現在、全国に11施設。今回は、昔ながらの街並みが残る「ならまち」に宿泊しました。

明治創業の奈良豊澤酒造の元酒蔵を活かした、日本酒がテーマのホテルです。温泉はありませんが、檜の浴槽で酒粕風呂を楽しめて、美味しいものを食べてゆっくりできる素敵なホテルでした。お食事については別記事でまとめることにして、今回はまずホテルについてご紹介します。

 

 

NIPPONIA HOTEL奈良 ならまち レビュー

NIPPONIA HOTEL奈良 ならまち

NIPPONIA HOTEL奈良 ならまちの料金と口コミをチェック

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アクセス

 

電車の場合

ホテルまでは、近鉄奈良駅から徒歩8分、JR奈良駅からも徒歩12〜13分程度です。どちらから来る場合も道中にはお店がたくさんあるので、お散歩がてら歩いて向かうのが良さそうです。

街並みに溶け込む建物なので、ここがホテルだと知らなければうっかり通り過ぎてしまいそうです。やすらぎの道を南に下って左に曲がった先の、この小さな暖簾が目印ですよ。

 

車の場合

駐車場はホテルの南側にあります。ちょっとわかりにくい場所ですが、ホームページに詳しい道案内が載っています。おそらくナビでも出てこないような細い道の先なので、車で向かう場合は事前にホームページを確認しておくことをおすすめします。

NIPPONIA HOTEL奈良 ならまち

十分なスペースが用意されていたので、停められない心配はなさそうです。駐車場からは、こちらの小道を通ってホテル内に入れます。

 

館内設備

ホテル内にはレストランが併設されており、ランチ、ディナー共に宿泊客以外も利用可能です。朝食会場もこちらです。美味しい大和野菜をふんだんに使ったお食事もとても良かったので、ディナーと朝食についてはまた別記事でまとめます。

 

▼お料理についても書きました!

 

レストランの左側の入り口から入ると、レセプションのある母屋が見えます。

レセプションエリアに入ると、こじんまりとした雰囲気に何だか親戚の家に遊びに来たような気分になりますよ。

こちらの建物は元々お茶室だったスペースだそう。我々はここに宿泊しました。

こちらは離れ。駐車場から向かうと一瞬ここが入口かと思いましたが、この建物は客室でした。

 

今回のお部屋

それでは、早速お部屋へ。今回宿泊したのは、108の「KANOTO」です。

扉を開けた瞬間、お部屋の良い雰囲気に嬉しくなりました。

写真を撮り忘れてしまいましたが、お茶室だったというだけあり、こちらのお部屋には炉が切られていました。小さなちゃぶ台が1つと、お座布団が2つ。

卓上にはホテルの案内がありました。

お部屋で日本酒を楽しめるよう、グラスも複数用意されています。

床に座って中庭を見るだけで、なんだかリラックスできますよ。

行燈風ライト。

ベッドルームは外に面しています。木のブラインドを下ろせばちゃんと暗くなりました。ベッドの上に置いてあった毛布がとても温かくて、寒くてもよく眠れました。

電源は左側のベッド側にありました。

枕元にはライトと耳栓が用意されていました。古い建物なので、周囲の音が気になるかと思いましたが、周りの宿泊客の方も落ち着いた大人の方ばかりだった様子で、音は全然気になりませんでした。確かに外からカタカタと扉の音が聞こえたりするのですが、決して不快な感じではありません。

ベッドルームには加湿器も用意されていました。古い建物だけあって暖房をつけないとかなり寒かったので、加湿器は必須ですね。タンクの容量があまり大きくないので、夜中には水がなくなってしまっていました。冬はもう少し容量があるものだったら良かったかな…

中庭に面した廊下側に、クローゼットとバースペースがあります。

部屋着もこちらに用意されていました。

冷蔵庫の上には、コーヒーや紅茶、お水など。

冷蔵庫の中の飲み物は全て料金に含まれています。日本酒だけでなく、ジュースも用意されていました。升の中に入っているのは酒粕で、こちらはお風呂に入れてくださいとのこと。

続いてお手洗いとお風呂です。水周りはモダンに改装されているので、快適そのもの。しかしこちらも中庭に面しているので、行ったり来たりするのは正直かなり寒かったです。外の廊下に出てお手洗いとお風呂に行く必要があるのはこのお部屋だけのようなので、次回もし冬に行くなら別のお部屋の方が良いと思いました。

アメニティも一通り用意されています。

窓際には凍結防止の注意書きがありました。凍結かあ、そんなに寒くなるのかな?と思っていましたが、夜は本当に寒くなり、確かにこれは水道を出しっぱなしにしておかないと凍りそうだと実感できました。

お風呂にはシャンプー、トリートメント、ボディソープが用意されています。お風呂は檜の浴槽がとても気持ちよく、用意されていた酒粕を入れて酒粕風呂にしたところ、体が芯から温まって、温泉でなくても十分満足できました。

化粧品のセットはお部屋にはなく、レセプションでいただけます。いつも持ってくるシートパックを忘れてしまったので、助かりました。日本盛が作っている化粧品だそうです。

お風呂の足元にはヒーターとスリッパが用意されていました。ヒーターひとつでかなり暖かったです。

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廊下の突き当たりからお部屋を見ると、こんな感じです。京都の町屋でもよく見る作りですよね。この作りのお家の人たち、みんな冬の夜は寒い思いをしていたのですね…

寒ささえなければ、本当に素敵なお部屋の作りです!お庭には椿も咲いていました。

夜は中庭が控えめにライトアップされて、それもまた良し。テレビもないので、静かに落ち着いた時間を過ごせてとても良かったです。

 

まとめ

どこか懐かしい雰囲気の中でゆったり過ごせる、とても素敵なホテルでした。唯一の誤算は想像以上の寒さでしたが、今回のお部屋以外はお手洗いもお風呂も室内にあるようなので、たまたまタイミングが悪かったと思っておきます。とは言え、身がきゅっと引き締まるような寒さを味わえたのも、普段ない体験で良かったと言えるかもしれません。

気軽に遊びに行ける距離なのに、大阪とは全然違うゆったりした時間が流れる場所でした。お食事も美味しく、スタッフの皆さんもとても印象が良かったので、また違う季節にも行ってみたいです。

 

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