「世界一の観光都市」と言われるイスタンブール。中でも世界遺産「イスタンブール歴史地区」として知られる旧市街には、見どころが集まっています。しかし、観光スポットが多数あり、それぞれが混雑するため、どう巡れば良いか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、旧市街で宿泊したホテルである、Sanasaryan Hanのコンシェルジュさんが教えてくれたコースと、実際に私が2日間かけて巡ってみたコースをまとめてみます。
- 地元の人が勧める、旧市街1日観光コース
- 実際に私が巡った、じっくり楽しむ2日間コース
それぞれのモデルコースに加えて、最新の入場料情報や、おすすめスポットの選び方、個人的に「ここは人によってはスキップしてもOKかも?」と思った正直な感想もお届けします。イスタンブール旧市街観光の参考になれば幸いです。
✔︎ この記事でわかること
- イスタンブール旧市街を効率よく巡るモデルコース(1日・2日)
- 観光スポットの入場料や混雑具合
- どのスポットを優先すべきか、選び方のヒント
- 実体験に基づくリアルな感想・注意点
イスタンブール旧市街の観光前に知っておきたいこと
イスタンブールの観光施設の入場料はとても高い!
いきなり出鼻を挫くような話題になりますが、イスタンブールの観光施設への入場料はどんどん値上がりしており、2025年5月現在、とても高いです。以前は無料だったアヤソフィアも、今はしっかり入場料を払う必要があります。
どれぐらい高いかと言うと、代表的な3つのスポットの場合の料金は以下の通りです。
- トプカプ宮殿:約10,000円
- バジリカ・シスタン(地下宮殿):約5,000円
- アヤソフィア:単体で約4,000円、博物館とセットで8,000円弱
実際に訪れてみて、パリやロンドンと比較しても割高だと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とはいえ、5,000円を越える入場料がかかるのは、旧市街の世界遺産の中ではこの3つのみ。モスクは入場無料なので、ご安心ください。博物館なども楽しむ場合には、入館料として€10〜20(約1,600〜3,200円)程度かかります。
なお、入場料は頻繁に改定されているので、渡航前に必ず最新情報を確認してくださいね。
時期によってはチケット購入にもかなり並ぶ
観光客が年中訪れるイスタンブールでは、チケットを購入するだけでかなり並ぶことがあります。そのため、特にトプカプ宮殿とアヤソフィアには、朝一番の訪問がベストです。ホテルのコンシェルジュさんも、「オープンと同時に入るのがおすすめです」と仰っていました。
チケット列をスキップするために、GET YOUR GUIDEやKlook、
KKdayといった予約サイトで事前にチケットを購入しておくのもおすすめです。事前購入したチケットの利用方法は予約サイトごとに異なる可能性があるので、しっかり確認して下さいね(私は適当に読み流したせいで、現地で迷いました)。
今回の訪問では、私はトプカプ宮殿のみ事前に「トプカプ宮殿(ハーレムの入場含む)+音声ガイド」というチケットをKlookで購入しました。結局バジリカ・シスタンにもアヤソフィアにも行ったので、3箇所に入れるコンボチケットを買っておけば良かったです。
コンボチケットの料金と口コミをチェック
▶︎ GET YOUR GUIDEでみる
▶︎ Klookでみる
▶︎ KKdayでみる
パッと見たところ、3施設のコンボチケットは2025年6月時点でKlookが一番安そうで、2万円を切っています。内容が少しずつ異なる可能性があるので、購入を検討する際にはそれぞれのページをよくご確認下さいね。
入場料が高すぎる問題|払う価値はある?
これだけの価格なので、本当にその価値があるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。結論、私は「その価値がある」と思いましたが、歴史や建築にそこまで興味がない方の場合、特に入場料の高い3施設に関しては、どこかをスキップするのも一つかもしれません。
私が今回3施設を全て訪問した理由は、「今が一番安いかも、次回来る時にはさらに値上がりしているかも」と思ったことと、今後何かの事情でイスタンブールを再訪できなかった場合、「あそこまで行ったのに、チケット代のせいで入場を諦めたなんて…」と、一生後悔することになるかもしれないと思ったからです。
結果的に、いずれの施設も見応えがあり、(一部施設は英語のみではあるものの)音声ガイドもついていて、これだけの金額を払ってでも見に行く価値は十分にあると私は思いました。歴史や建築、アートが好きな人であれば、どこも心躍る空間なのは間違いありません。

スポットごとの詳細や、こんな人におすすめ!というポイントについては、後ほど各観光スポットの項目で説明します。興味のあるスポットがあれば、そちらもご参考になさってくださいね。
イスタンブール旧市街|観光のモデルコース
イスタンブールの旧市街は見どころが徒歩圏内に密集しているため、頑張れば1日で主要スポットを巡ることも可能です。今回は、駆け足で巡る1日観光コースと、2日間に分けてじっくり観光するコースの2つをご紹介します。
コンシェルジュさんおすすめ|1日観光コース
宿泊先のコンシェルジュさんおすすめルート
「旧市街では1日しか時間が取れないけれど、王道スポットは外したくない!」という人におすすめのコースはこちら。イスタンブールをこよなく愛する、ホテルのコンシェルジュさんが教えてくれたルートです。
効率よくイスタンブール旧市街を巡るなら、このルートがベスト。各スポットは徒歩圏内で、歴史と文化をぎゅっと味わえます。
※リンクで各スポットの詳細に飛べます。
9:00 アヤソフィア
10:00 トプカプ宮殿
13:00 バジリカ・シスタン(地下宮殿)
14:00 ブルーモスク
15:00 グランバザール or スパイスバザール
余力があればこちらもおすすめ!
17:00 スレイマニエ・モスク or ハギアソフィア歴史体験博物館
18:00 ボスポラス海峡クルーズ
イスタンブール旧市街|1日観光コースのポイント
最も混み合うアヤソフィア、またはトプカプ宮殿は、比較的空いている午前中に。アヤソフィアとトプカプ宮殿を3時間ほど見学した後、すぐ近くにある地下宮殿→ブルーモスクを巡り、最後にバザールでお土産ショッピングをするコースです。
余力があれば、ぜひ丘の上にあるスレイマニエ・モスクにも足を運んでみてください。トルコ史上最高と称される建築家、ミマール・シナンの設計したモスクで、丘の上からの見晴らしも最高です。
まだ元気が残っていたら、そのまま坂道を下り、エミノニュからボスポラス海峡クルーズで夕陽に染まるイスタンブールを味わうのもおすすめです。
イスタンブール旧市街|1日観光コースの注意点
- 人気スポットは朝一番に入場!
- チケットは事前購入するのも◎
- 時間に余裕を持って行動する
- ブルーモスクは入れない時間帯がある
- 混雑時は柔軟にスケジュール調整する
イスタンブールは大人気観光地ゆえ、タイミングによってはどこも非常に混雑します。特にアヤソフィア、トプカプ宮殿は、チケット購入に1時間ぐらいかかることもあるそう。
そのため、とにかく朝一番の入場を狙うか、チケットを事前にオンラインで購入しておくことがポイントです(KlookやGetYourGuide 、
KKdayなどで購入可能。私はKlookを利用しました)。
また、特にトプカプ宮殿の場合、一番の見どころであるハレムや宝物館は非常に混雑し、入場や見学に時間がかかることがあります。その日の状況にもよりますが、トプカプ宮殿に関しては時間に余裕を持ってスケジュールを組むのがおすすめです。
モスクはいずれも現役の宗教施設のため、礼拝時間にはイスラム教徒以外の入場が制限されることも。私が訪問した際には、ブルーモスクの場合は1日3回、入れない時間帯がありました。
ホテルのあったシルケジ駅からは、初日は徒歩、2日目はトラムでブルーモスク近くのスルタンアフメット駅まで移動しました。
ゆっくり巡る2日間コース
私は各スポットをゆっくり見学したかったので、主要な見どころを2日間に分けて巡りました。
※リンクで各スポットの詳細に飛べます。
【1日目】
9:00 トプカプ宮殿
14:00 アヤソフィア
15:30 ハギアソフィア歴史体験博物館
16:30 ブルーモスク(→入場できず)
19:00 イェニ・ジャーミィ
【2日目】
9:00 ブルーモスク
10:00 バジリカ・シスタン(地下宮殿)
12:30 スパイスバザール
13:00 スレイマニエ・モスク
14:00 リュステム・パシャ・ジャーミィ
1日目はまずトプカプ宮殿へ。9時に入場するチケットを買っていたのですが、色々失敗したせいで結局10時頃の入場になりました。そのため、滞在時間は実質4時間です。個人的には、4時間では全然時間が足りませんでした。
初日は小雨が降る寒い日だったこともあり、トプカプ宮殿もアヤソフィアも空いていましたが、ブルーモスクは礼拝時間に重なってしまいました。冷たい雨が降る中かなり待つことになりそうだったので、諦めて翌日に回すことに。夜のお散歩がてら、ホテル近くのイェニ・ジャーミィを見学しました。
2日目は、朝一番にブルーモスクへ。朝の凛とした冷たい空気の中で見る美しさは格別でした。そのまま地下宮殿を見学してから、スパイスバザールを抜け、建築家シナンの傑作と名高いスレイマニエ・モスクへ。お祈りの最中だったので、静かに見学。その後、同じく建築家シナン作のリュステム・パシャ・ジャーミィへ。美しいタイルの世界を堪能しました。

シナン作の2つのモスクも、コンシェルジュさんのご紹介です。「建築がお好きならぜひ!シナンは我が国が誇る偉大な建築家ですから」と、おすすめしてくれたのです。
スレイマニエ・モスクの傍にはシナンのお墓もあります。すぐに場所が見つからず、通りすがりのおじさんに聞いたところ「ミマール・シナンね!あそこだよ」と、パッとお顔を輝かせて教えてくれました。シナンがいかに敬愛されているか、実感できる瞬間でした。
シナンについて楽しみながら学ぶなら、夢枕獏作の小説もおすすめです。シナン自身の建築だけでなく、アヤソフィアやトプカプ宮殿など、イスタンブールの様々な名所が作品中に現れるので、事前に読んでおくとイスタンブール観光の楽しみが倍増すると思います。
主要スポット徹底ガイド|イスタンブール旧市街の見どころ
旧市街にある多数の観光スポットのうち、特に見逃させないスポットを一気にご紹介します。それぞれ、個人的なおすすめ度や所要時間の目安、注意点なども記載しておきます。
トプカプ宮殿
🔍 トプカプ宮殿|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★★★
- 所要時間目安:約2〜5時間
- 日本語ガイド:日本語対応の音声ガイドあり
※入口で身分証明書と引き換えに貸与 - 公式サイト: https://muze.gen.tr/muze-detay/topkapi
広大な敷地内に見どころ多数。敷地内に多数点在する建物だけでなく、博物館の展示量も膨大で、じっくり見れば丸1日滞在できるほど。最低限の見どころを巡るだけでも2時間はかかる。
敷地内には現在レストランがないので、長時間滞在するなら軽食を持参する方が良い。歴史好き、建築好き、広大な敷地内を歩き回るのが苦にならない人には特におすすめ。逆にそうでない人には展示量が多過ぎて辛いかも?
チケット購入時にダウンロードできる音声ガイドは、日本語対応なし。日本語ガイドは別途入口で借りる必要あり。ハレム内は電波が弱いので、データは事前のダウンロードを推奨。
アヤソフィア
🔍 アヤソフィア|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★★☆
- 所要時間目安:約1〜1.5時間(博物館込み)
- 日本語ガイド:日本語対応のガイドあり
- 公式サイト: https://muze.gen.tr/muze-detay/ayasofya
※2024年から入場が有料化されました。
ビザンティン建築の最高傑作と称されるアヤソフィア。巨大な石のドーム空間は圧巻。さまざまな歴史に翻弄された建物なので、ある程度事前に知識がある方が楽しめる。
徒歩5分ほどの場所にアヤソフィアの成り立ちを紹介するハギアソフィア歴史体験博物館(後述)があり、先に博物館で概要を学んでから見学する方が良いと感じた。
ただしアヤソフィアの入場は非常に混雑するので、タイミングを見誤るとかなり並ぶことになる。混雑しそうな日には、アヤソフィアの入場を優先する方が良さそう。
アヤソフィア、博物館ともに日本語のガイドがあり、追加料金なしで利用可能。
バジリカ・シスタン(地下宮殿)
🔍 バジリカ・シスタン|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★★☆
- 所要時間目安:約30分〜1時間半
- 日本語ガイド:なし(英語音声ガイドあり)
- 公式サイト: https://www.yerebatan.com/
6世紀に作られた巨大な地下貯水池。地下に信じられないほど巨大な空間が広がっている様子は、一見の価値あり。メデューサが彫られた柱など、不思議な見どころも多数。
「見たことがないような景色を見たい」と思う人には特におすすめだが、人によっては「同じような景色が続く」と思うかも?
オーディオガイドは日本語対応なし。空いている時間帯にスピーディに回れば、30分程度で見学できる。混雑時は最低でも1時間見込んでおく方が良さそう。

足元は上の写真のように網目状になっているところが多く、階段もあるので、歩きやすい靴がおすすめです!
ハギアソフィア歴史体験博物館
🔍 ハギアソフィア歴史体験博物館|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★★☆
- 所要時間目安:約30〜45分
- 日本語ガイド:日本語音声ガイドあり(無料)
- 公式サイト: https://www.demmuseums.com/
アヤソフィアの歴史を、主に映像で見せてくれる博物館。入口で各国語対応のオーディオガイドを貸与してもらい、音声を聴きながら映像空間を巡る仕組み。
ストーリー仕立てになっている上、日本語吹替なので非常にわかりやすく、期待以上に楽しめた。変わった博物館体験ができるので、通常の博物館展示だと飽きてしまう人におすすめ。
ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)
🔍 ブルーモスク|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★★★
- 所要時間目安:約30分
- 日本語ガイド:なし
イスタンブール旧市街を象徴する、1616年築のモスク。6本のミナレット(尖塔)と、白地に青の美しいイズニックタイルが特徴。設計はミマール・シナンの最後の弟子、メフメト・アー。
入場は無料だが、現役の宗教施設のため、礼拝時間には非イスラム教徒の入場は制限される。また、女性は入場時にスカーフで頭を覆う必要がある。上着のフードでも代用可能。入場時には靴を脱ぐ必要あり。
晴れた日には、ステンドグラスから差し込む光がキラキラと反射して、思わず時間を忘れる美しさ。「世界で最も美しいモスク」と称されるのも納得の荘厳な空間で、本当は滞在中にもう一度訪れたかったほど。
グランバザール
🔍 グランバザール|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★★☆
- 所要時間目安:約1〜2時間(人混みが苦手なら短めに)
- 日本語ガイド:なし(基本的な英語は通じる)
- 公式サイト: https://www.kapalicarsi.com.tr/
迷路のように続く通路に、約4,000軒もの店舗がひしめく世界最大級の屋内市場。トルコ絨毯、ランプ、陶器、ジュエリー、革製品など、トルコ雑貨を一気に見られる。
建物そのものもオスマン建築で美しく、歩いているだけで異国情緒が味わえる。ただし観光地化が進み、価格は全体的に割高だそう。値札なしの店では価格交渉が前提。
構造が複雑かつ巨大なため、心配な人は入ってきた入口の写真を撮っておくか、Googleマップを活用すると安心。人混みと呼び込みが苦手なら早めの時間帯の訪問がおすすめ。

観光客狙いのスリにも十分ご注意を!
スパイスバザール(エジプシャン・バザール)
🔍 スパイスバザール|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★☆☆
- 所要時間目安:約30分〜1時間
- 日本語ガイド:なし(基本的な英語は通じる)
エジプト香辛料が運び込まれていたことから「エジプシャン・バザール」とも呼ばれる、歴史ある市場。グランバザールよりも小規模で、全体的に整った雰囲気なので、市場独特の混沌とした雰囲気が苦手な人にはこちらがおすすめ。
どのお店も試食や声かけが盛んで、買い物よりも雰囲気を楽しむスポットとして◎。ただしこちらも観光客向けの価格設定なので、価格交渉前提で楽しむのがコツ。
スレイマニエ・モスク
🔍 スレイマニエ・モスク|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★☆☆
- 所要時間目安:約30分
- 日本語ガイド:なし
オスマン帝国を代表する建築家ミマール・シナンが設計した、イスタンブール最大級のモスク。観光の中心地からは少し離れた丘の上に位置しているが、こちらも世界遺産「イスタンブール歴史地区」の一部。丘の上からはイスタンブールの金角湾を一望できるのも魅力。
観光客はそれほど多くなく、モスク本来の静かで厳かな雰囲気を感じられる。アクセスには坂道を登る必要があるので、歩きやすい靴で行くのがおすすめ。他のモスク同様、靴を脱ぎ、女性は頭をスカーフで覆う必要あり。
リュステム・パシャ・ジャーミィ


🔍 リュステム・パシャ・ジャーミィ|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★★☆
- 所要時間目安:約20〜30分
- 日本語ガイド:なし
イスタンブールの隠れた名所として知られる、イズニックタイルの美しさが際立つ小さなモスク。設計はスレイマニエ・モスクと同じく建築家ミマール・シナンによるもの。内部の壁を埋め尽くす、緻密なタイル装飾が圧巻。
シナンは建築家としてだけでなく都市計画者としても大変優れた人で、モスクの下に商業施設を作り、その賃料の一部でモスクを維持する方法を考えたそう。しかもそのシステムは今でも健在なのだとか。
細い路地に軒を連ねる商店の上にあるので入口がわかりにくいが、近隣の商店の人に聞けば喜んで教えてくれるはず。観光客も少なく、静かにじっくり美を堪能できる。
イェニ・ジャーミィ
🔍 イェニ・ジャーミィ|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★☆☆
- 所要時間目安:約15〜30分
- 日本語ガイド:なし(英語案内も最小限)
- 公式サイト: https://fatih.bel.tr/icerik/365/yeni-cami
スパイスバザールのすぐ横に建つ、美しいシンメトリーの外観が印象的なモスク。17世紀に建てられた比較的新しい建築で、複数のドームが折り重なる荘厳な姿は「旧市街の玄関口」として存在感抜群。夜のライトアップも綺麗。
中は比較的シンプルだが、観光客の立ち寄りも多く、現地の人々の信仰の場としても今なお活躍している。アクセスしやすく、写真映えする外観が魅力。ガラタ橋や市場とセットで立ち寄るのにぴったり。
ガラタ橋
🔍 ガラタ橋|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★☆☆
- 所要時間目安:通過なら10〜15分、下階で食事なら1時間〜
- 日本語ガイド:なし
- 公式サイト: https://www.balimedyagrubu.com/galata-koprusu/
旧市街と新市街をつなぐ、イスタンブールのランドマーク的な橋。上階は歩道と車道、下階にはローカル感たっぷりのレストランが並ぶユニークな構造。日中は釣り人の姿が絵になり、夕暮れ時には絶景フォトスポットに。
歩いて渡るだけでも気持ちがよく、橋の上からはスレイマニエ・モスクやガラタ塔の景色が楽しめる。時間があれば、橋の下のシーフードレストランやカフェでゆっくり過ごすのもおすすめ。
国立考古学博物館
🔍 国立考古学博物館|スポット情報まとめ
- おすすめ度:★★★☆☆
- 所要時間目安:約1〜2時間
- 日本語ガイド:なし(英語解説パネルあり)
- 公式サイト: https://muze.gov.tr/muze-detay?SectionId=IAR01&DistId=IAR
トプカプ宮殿の裏手に広がる博物館複合施設で、古代ギリシャ・ローマ・オリエントの遺物から、アレキサンダー大王の石棺まで多彩なコレクションを展示。
歴史的価値は非常に高く、展示内容は本格的。ただし見どころが広範囲かつ展示ラベルが英語中心なので、事前知識があるか、時間に余裕のある人向け。建物自体もクラシカルで美しく、静かな環境で古代世界に浸りたい人にはぴったりのスポット。
まとめ
✔︎ この記事のまとめ
- イスタンブール旧市街は1日でも楽しめるが、2日あると更にじっくり堪能できる
- アヤソフィア・トプカプ宮殿・地下宮殿の3施設は入場料が高め
- 入場料は頻繁に改定されるため、最新情報の確認を!
- 観光スポットごとに所要時間や混雑状況が異なる
- スケジュールには余裕を持つのが◎
- モスクは無料で入れるが、礼拝時間に注意
- 旧市街の見どころは徒歩圏内に集まっており、事前のルート把握がカギ
- 人気スポットはオンラインでの事前チケット購入がおすすめ(
Klook等)
見どころ満載のイスタンブール旧市街は、一度行けば虜になるような素敵な場所でした。世界中から観光客が集まり、混雑することも多いので、事前にしっかり情報収集して、効率よく巡ってくださいね。良いご旅行を!
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