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機内持込OK!MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー レビュー

しばらく前から、機内持ち込みサイズのソフトキャリーが欲しいと思っていました。というのも、

  • 海外旅行にはできる限り機内持ち込み荷物だけで行きたい
  • バックパックだと肩が疲れることがある
  • スーツケースだと重量オーバーになりがち

ということもあり、これを解決するには軽めのソフトキャリーでは?と思っていたからです。

すぐに必要というわけではなかったので、じっくりリサーチ。店舗で実物も確認して、ようやくこれだ!と思えるものに出会えました。今回は、悩んだ末に購入したボストンキャリーのご紹介です。

✔︎ この記事でわかること

  • MILESTO「STLAKT 3WAYボストンキャリー」の基本スペックと特徴
  • 実際にどれくらい荷物が入るか、収納力の目安
  • 使って感じたメリット・デメリット
  • その他候補になったソフトキャリーの紹介

 

STLAKT(ストラクト)  3WAYボストンキャリー

MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー
MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー

選んだのはこちら!日本のトラベルブランド、MILESTOSTLAKT 3WAYボストンキャリーです。店舗で実物を見た上で、色はネイビーにしました。この色出しがまた、明るすぎず、でも黒より少しだけ抜け感があって、上品な良いお色だったのです。

 

▼公式サイトの情報はこちら▼
MILESTO STLAKT 3WAYボストンキャリー

 

STLAKT 3WAYボストンキャリーを選んだ理由

このキャリーを選んだ理由は、主に4つです。

  1. 機内持ち込みができる
  2. 軽くて大容量
  3. 素材に高級感があり、安っぽくない
  4. 外ポケットがある

軽くて大容量で、機内持ち込みもできるソフトキャリーは結構ありますが、見た目があまり好みでなかったり、外ポケットが使いにくそうだったり…なかなか満足できるものに出会えていなかったのです。その点、こちらは4つのポイントをしっかりクリア。

ソフトキャリーはカジュアルな雰囲気になりがちですが、このボストンキャリーはコーデュラナイロン素材で、生地にツヤ感があります。大きく開く外ポケットに加えて、キャリーとして縦置きした時に使いやすい、上部のポケットも付いているのが便利!

実物を見て、これなら理想にぴったり!と、購入を決めました。

 

 

STLAKT 3WAYボストンキャリーの特徴

では、まずはこちらのキャリーのスペックからご紹介します。

サイズ:55cm × 25cm × 30cm
ショルダーストラップ:79cm〜141cm
重量:2.3kg
容量:約42L

42Lの大容量で、重さが2.3kg。長く愛用しているRIMOWAのエッセンシャルスリーブキャビンは37Lで3.6kgなので、比較するとかなり軽いです。

少し大きいので、100席未満の国内線だと機内持ち込みにはできません。国際線や100席以上ある国内線であれば、機内に持ち込めるサイズ*1です。

MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー
MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー

引用元:MILESTO ホームページ

2輪のキャリーとしても使えて、ボストンのように手持ちにもできます。ショルダーストラップをつければ縦持ち、横持ちも可能。

と言っても、背が高くない私がショルダー持ちすると「大きい荷物を持っています!」という感じになるので、もっぱらキャリー使用がメインになりそうです。

引用元:MILESTO ホームページ

ファスナーは3方向、Y字型に大きく開きます。縦に置いたときも、横に置いたときも荷物を探しやすい構造です。3方向なので、閉めたときの感じは若干甘く、土砂降りの雨の中を移動する時には少々浸水しそうです。なかなかそんなシチュエーションもないとは思いますが…

内部には側面にそれぞれポケットが。片面はメッシュ素材で仕切り&ファスナーあり、もう片面は仕切りなしの大きなポケットになっています。

引用元:MILESTO ホームページ

上部には小さめのメッシュポケットが付いています。モバイルバッテリーやサングラスが入る程度のサイズ感です。保安検査場で、さっとスマホを入れたい時にもちょうど良いですよ。

底にはしっかりしたハンドルが付いています。荷物棚への上げ下ろしに、地味に便利なんですよね。

引用元:MILESTO ホームページ

上の持ち手にはカラビナロックが付いています*2

鍵ではないので防犯上の効果は低めですが、ちょっと離席する時などにこれで軽く固定しておくと、気をつけている感じが出て良さそうです。海外ではしっかり鍵がかかるワイヤーロックを使うつもりですが、とにかく「無防備ではない」とアピールしておくだけでも、随分違うと思います。

MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー

本体を縦置きして正面から見た右側に、ファスナー付きの大きな外ポケットが一つあります。深めの大きなポケットなので、さっと取り出して使いたいものを入れるのに便利です。

MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー

ベルトを横向きにつけるとこんな感じ。個人的には、このベルトを使ってバッグ本体を移動させるシチュエーションはあまりない気がします。普段は外しておいても良いかもと思いました。中身がそれほど入っていなくて軽い時や、力の強い男性であれば、肩から下げるのもありかもしれません。

 

STLAKT 3WAYボストンキャリーにどれぐらい入る?

では実際に、どれぐらいの荷物が入るか見てみましょう。

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こちらは2泊3日旅行の荷物。

左上の圧縮ケースにはセーター2枚とインナー、パンツ1本。右上の衣類ケースには下着と靴下、薄手のパジャマが入っています。この日は雪国に向かう予定だったので、ウルトラライトダウンのロングベストとジャケットも念のため持参。右下のイソップの袋には、帽子や手袋が入っています。あとはメイクポーチやガジェット類など。

写真に入れるのを忘れていましたが、ここにいつものマイスリッパ(バブーシュ)や歯磨きセット、日数分のシートパックも持参。いつもの2泊3日より、荷物は少し多めです。

MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー

写真が暗くてわかりづらいのですが、さすが42L、この程度の量なら余裕です。全体の容量の6割弱ぐらいでしょうか。上部にかなりスペースがあったので、この後会う予定だった友人一家へのお土産を詰めました。

MILESTOのSTLAKT(ストラクト) 3WAYボストンキャリー

横に向けるとこんな感じ。この程度の荷物量ならスカスカです。ここに更に衣類ケースを追加して、他に細々したものを入れても十分余裕がありますね。

旅先でお洗濯ができるなら、10日ぐらいの旅行でも問題なさそうです。たくさん詰め込めるので、いくら本体が軽いとは言え機内持ち込みにする場合重量オーバーには要注意ですね。

 

 

STLAKT 3WAYボストンキャリーの正直レビュー

良かったところ

たっぷり入る

これまで使っていた機内持ち込み用スーツケースが37Lだったので、比較するとやはり相当入ります。お土産を買って帰っても余裕。本体に鍵があるわけではないので、預け入れ荷物にする場合には、ロックをお忘れなく。

手持ちのもので試したところ、ワイヤータイプのロック、バータイプのロックともに、ファスナーの金具に通りました。ワイヤータイプの方が通しやすいと思います。

ワイヤーロックをした状態のバッグ

 

見た目が上品!

商品紹介の写真で想像していた以上に、上品で高級感のある見た目です。良いホテルに泊まる時でも、これなら気後れしません。愛着が持てるデザインのものを長く使いたいので、大満足です。

 

省スペースで狭いお部屋でも使いやすい

スーツケースと違い、両開きにしなくても(なんなら縦置きでも)中身を取り出せて、省スペースです。狭いビジネスホテルに泊まる時でも、邪魔になりません。

 

底のハンドルが便利

底にハンドルが付いているのも、やはり便利。荷物棚への上げ下ろしはもちろん、車のトランクに積む時もスムーズです。また、このハンドルがあるおかげで、縦置きにした時に底面が直接床に触れないところも気に入りました。些細なことですが、こういう痒いところに手が届く仕様は嬉しいですね。

 

いまいちなところ

2輪ゆえ、人が多いところでは神経を使う

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キャリーとしても転がしやすく、動きはスムーズなのですが、やはり2輪。わかった上で購入したものの、やはり4輪の方がキャリーとしては使いやすいと思いました。

上の写真のようにどうしてもキャリー本体が体の後ろに来るので、混雑しているところでは取り扱いに気を使います。とはいえ、こうなることは納得の上での選択なので、人に当たらないように気を付けつつ、極力体から離れないように引いています。

 

キャリーバーが2段階

キャリーバーの高さは2段階で調整ができます。が、一番長くすると私にはちょっと長め。あともう1段階あれば引きやすさがアップしそうだと思いました。でももしかすると、多段階にすると剛性が下がるとか、何かしらの理由があるのかもしれません。

大柄な男性である夫は、特に気にならなかったそうです。小柄な女性の方は、可能であれば実物を見て、試しに引いてみると良いかもしれません。

 

キャリーバーが底面側から引き出しにくい

キャリーバーは本体の中に収納して、ファスナーで隠せる構造になっています。このキャリーバーを引き出す時、バッグ本体側から手を入れれば、スッと持ち上がります。しかし、底面側から手を入れると引き出しにくいんです。

底面がしっかりした素材であること、キャリーバーを隠せる仕様になっていることを考えれば、これも構造上仕方ないのだと思います。電車の乗降などでさっとバーを出したい時には、手を入れる向きに注意する方がスムーズです。

 

もう一つの候補:TROT ダッフルキャリー

TROT ダッフルキャリー
TROT ダッフルキャリー
公式ホームページ

今回の購入にあたり、同じMILESTOの中で迷ったのが「TROT ダッフルキャリー」です。こちらはSTLAKTのボストンキャリーより少しだけ小さいサイズ。

サイズ:52cm × 30cm × 35cm
重量:1.9kg
容量:約37L

少しだけ小さい分、重さが1.9kgと軽くなるのが魅力ですね。透湿防水素材なのも安心感があります。素材はこちらの方が軽やかな雰囲気です。

ただ、こちらは容量が37Lと、ボストンキャリーと比較するとやや少なめ。1週間程度の旅行であれば十分なサイズだとは思いますが、今回はしっかり入るものが欲しかったことからボストンキャリーを選択しました。

軽さを重視しつつ、ある程度の容量も欲しいという人には、こちらのダッフルキャリーも良い選択肢だと思います。



▼公式サイトの情報はこちら▼

MILESTO TROT ダッフルキャリー

 

まとめ

ここがもう少しこうだったら…というポイントはあるものの、総じて大満足のお買い物になりました。「軽くて大容量、機内持ち込みができてデザインも使い勝手も良いもの」という、私のわがままを全部叶えてくれています。

長距離の旅行から近場の旅行まで、これからたくさん使い倒していきたいと思います!

 

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MILESTO STLAKT 3WAYボストンキャリー

 

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*1:規定は航空会社によって異なる可能性があるので、都度ご確認ください。

*2:カラビナロックは取り外しできません。