まもなく到来する、長くて暑い日本の夏!そんな夏に向けて、今年はどんなサンダルを買い足そうか考えている方も多いのではないでしょうか。
かく言う私は、日常生活でも旅行でも、ここ数年はもっぱらTevaのサンダルに頼り切りです。履き心地が良くて疲れにくいので、いくらでも歩ける!軽くて持ち運びしやすいモデルもあるので、旅行向けサンダルとしても本当に優秀なんです。あまりに快適で、気づけば手持ちのTevaサンダルは5足になっていました。
そこで今回は、私が実際に履き比べた5モデルをリアルにレビューします。あわせて、今検討しているモデルもご紹介。今年のサンダル購入の参考にしていただければ幸いです。
✔︎ この記事はこんな人におすすめ
- Tevaの各モデルを実際に履いたレビューが気になる人
- 長時間歩いても疲れにくいサンダルを探している人
- サイズ感や「痛くならないコツ」を知ってから購入したい人
- Teva(テバ)は疲れない!旅好きが注目する理由
- 愛用中!Tevaの5モデルを履き比べレビュー
- サイズ・重さで比較!Tevaサンダル5モデルの早見表
- 旅タイプ別に選ぶ!疲れにくいTevaサンダルの選び方
- Tevaのサイズ感・痛い時の対処法・注意点
- 今年買い足したい!Tevaの新モデル
- まとめ:疲れないTevaは旅行にも最適
Teva(テバ)は疲れない!旅好きが注目する理由
Tevaはこんなブランド
Teva は、1984年にアメリカ、グランドキャニオンで生まれたアウトドアブランド。世界で初めてスポーツサンダルを開発したのは、実はTevaなんです。水辺のアクティビティでサンダルが脱げないように、足首にストラップを付けたのが始まりだそう。
そんな生い立ちのブランドゆえ、Tevaのサンダルは水辺や山道、街歩きまで幅広く活躍します。旅行にTevaを愛用する人が多い理由は、耐久性・クッション性・滑りにくさ・デザイン性のバランスがとれているから。機能的で「疲れない」サンダルとして定評があります。
大人の旅行にもぴったり


実は数年前まで、私は個人的にはこういうスポーツサンダルのデザインに抵抗がありました。ちょっとカジュアル過ぎると思っていたんですよね。
ですが、ここ最近の日本の夏の暑さからファッションもどんどんカジュアルになり、「今」のムードにはTevaがぴったり!デザインによってはカジュアル過ぎず、大人でも履きやすいことに気づきました。よほど格式の高い場所に行くときを除き、旅行でも大活躍してくれますよ。
愛用中!Tevaの5モデルを履き比べレビュー
それでは、まずは私が愛用している5モデルについてご紹介。履き心地やサイズ感、活躍する場面などをレビューします。
Hurricane XLT2 Ampsole(ハリケーン アンプソール)
こちらは定番モデルHurricane XLT2の厚底バージョンで、ソールのクッション性が抜群。
舗装されていない道のあるウズベキスタン旅行でも大活躍してくれました。韓国では一日2万歩ぐらい歩くことが多いのですが、それも全く問題なしです。
ハリケーンは厚底で安定感があり、普段使いにも旅にも万能。サイズは若干大きめ、足幅も広めですが、ストラップで調整できます。
他のモデルと比べると若干重いのですが、フィット感があり歩きやすいので、あまり気になりません。軽さを重視するなら、厚底ではない通常タイプのHurricane XLT2 を選ぶのがおすすめです。
踵側のストラップにはクッションが入っており、いきなり履いても靴擦れしませんでした。足の甲側のストラップは締めすぎると痛くなることがあるので、自分の足に合わせて調整してください。
今年はBEAUTY&YOUTHの別注カラー、green label relaxingの別注カラーも出ているので、お好みに合わせて定番カラー以外の色を選ぶのも良いですね。
▶ 公式サイトでHurricane XLT2 Ampsoleをみる
✔️ Hurricane XLT2 Ampsoleの特徴
- 厚底で安定感抜群!旅にも普段使いにも万能
- クッション性が高く、長時間歩いても足が疲れにくい
- ソール45mmの厚底
- サイズは若干大きめ、足幅も広め
Jadito Universal(ジャディト ユニバーサル)
厚底でボリューム感がありながら、すっきりしたデザインが魅力のJadito。綺麗めに履くことができて、街歩きに最適です。形状記憶のインソールがふんわり柔らかく、とても気持ちが良いところがお気に入り。
こちらは今回の5モデルの中で一番重さがあるため、長時間の移動にはやや不向きかもしれません。また、ストラップがしっかりした素材なので、履き慣れるまでは靴擦れに注意が必要です。
サイズ感は標準〜やや小さめで、足幅も他のモデルと比べると細め。
ソールの厚みは公式サイトでは55mmとなっていますが、実際履いてみると45mm厚さのハリケーンとあまり変わらないような…?形状記憶の柔らかいソールなので、沈み込むのかもしれません。
✔️ Jadito Universaの特徴
- すっきり細幅でシャープなデザイン
- 形状記憶インソールがふかふかで気持ち良い
- ストラップがやや固め、靴擦れ注意
- インソールのみ水濡れに弱い(アウトソールはOK)
Voya Infinity(ボヤ インフィニティ)
細いストラップが特徴的な超軽量モデル、Voya。薄くて軽いので、荷物を軽くしたい旅行やリゾートに最適です。
クッション性は他のモデルには劣りますが、硬いゴム底のビーチサンダルと比べれば十分快適な履き心地です。
細いストラップはゴム素材で、踵の部分を引っ張ることでフィット感を調整可能。むくみを感じたら、少しストラップを緩めるのがおすすめです。靴擦れの心配もありません。
サイズ感は小さめで、足幅も細め。ゆとりを持って履きたい方はワンサイズアップも検討してみてください。
編み上げ状のストラップなので、履く時にスッと足が通らないことがありますが、そこはご愛嬌ということで…
✔️ Voya Infinityの特徴
- 薄くて軽いので持ち運びに◎
- ゴムストラップでフィット感を調整しやすい
- 綺麗めコーデにも合わせやすい
- 着脱がやや面倒
Zymic(ザイミック)※別注モデルのみ


最もクッション性が高く、スニーカーのような履き心地のZymic。足全体を優しく包んでくれる気持ちの良いフィット感なので、移動が多い時や観光に最適です。
ストラップも柔らかい素材で肌あたりが優しく、着用ストレスゼロ。軽いハイキングぐらいなら余裕です。
公式サイトでは現在、イエナの別注モデルが販売されています。私が持っているものは、確かBEAMSの別注モデルだったはず。
こちらはサイズ通り選べば問題ありません。今回ご紹介したモデルの中だと、足幅もちょうど中間、標準的だと思います。ソールが大きめで、いかにもスポーツサンダルらしいカジュアルさ。
✔️ Zymicの特徴
- クッション性抜群で疲れない
- 包み込まれるような優しい履き心地
- 柔らかいストラップで靴擦れの心配なし
- ソールにボリュームがありカジュアルな雰囲気
Midform Arivaca(ミッドフォーム アリバカ)


残念ながら公式では現在販売が終了している、アリバカ。ほどよい厚みのソールで、ストラップのデザインがフェミニンなので、綺麗めなワンピースなどにも意外と合わせやすいところが気に入っています。
こちらはとても軽く、足首もしっかり固定されて歩きやすいので、リゾート旅や街歩きにもおすすめ。足幅は割と細めで、サイズ感も他のモデルと比べるとやや小さめな印象です。
ソールはウレタンのような素材なので、今回紹介した他のモデルと比べるとややチープ感があるかも…?その代わり軽くて水に強いというメリットはあります。日焼け止めがつくと、白く残りやすいのでご注意を。
✔️Midform Arivacaの特徴
- 女性らしい雰囲気で履けるデザイン
- ソールの厚みの割に軽い
- 速乾性が高く水辺でも快適
サイズ・重さで比較!Tevaサンダル5モデルの早見表
ここまでご紹介した通り、Tevaのサンダルはモデルによってそれぞれ特徴があります。そこで、サイズ感や重さ、特徴を以下にまとめてみました。
なお、重さは私の手持ちのサイズ5(22cm)で計測した結果です。サイズが小さいからか、公式サイトの記載より軽くなりました。10g単位のスケールを利用したので多少誤差があるかもしれませんが、大体の重量感の参考になれば幸いです。
それぞれの特徴をまとめた比較表がこちら。選ぶときの参考にしてみてください。
テキスト版の早見表を表示する(クリックで開閉)
モデル名 | サイズ感 | 重さ(両足) | 特徴 |
---|---|---|---|
Hurricane XLT2 | やや大きめ | 約500g | 厚底・クッション○ |
Jadito | やや小さめ | 約620g | 厚底・形状記憶インソール |
Voya | 小さめ | 約150g | 超軽量・クッション性△ |
Zymic | 標準 | 約390g | クッション◎・疲れにくい |
Arivaca | やや小さめ | 約350g | 軽量・安定感あり |
また、公式サイトの「はじめてのTEVA」には、定番シリーズの紹介やモデルごとの比較表が掲載されています。こちらも、自分に合った1足選びの参考になりますよ。
旅タイプ別に選ぶ!疲れにくいTevaサンダルの選び方
旅のスタイルや好みによって、おすすめのTevaは変わります。
- よく歩くなら:Hurricane、Zymic
- 街歩きなら:Jadito、Arivaca
- リゾートなら:Voya、Arivaca
- アウトドアなら:Zymic、Hurricane*1
- 厚底が好きなら:Jadito、Hurricane
- 軽さ重視なら:Voya、Arivaca、Zymic
それぞれに良さがあるので、ご自分の旅スタイルに合ったモデルを選んでみてくださいね。下の表では、タイプ別に「どのモデルが合うか」をひと目で比較できます。
テキスト版の早見表を表示する(クリックで開閉)
旅のスタイル | おすすめモデル | 特徴 |
---|---|---|
たくさん歩く派 | Hurricane XLT2 | 高反発ソールで長時間歩いても疲れない |
綺麗めコーデ派 | Jadito | 厚底×すっきりデザインで街歩き向け |
楽さ重視派 | Zymic | スニーカー級の楽さ&快適さ |
荷物少なめ・軽量派 | Voya | 超軽量&薄型、リゾート旅にも◎ |
欲張り派 | Arivaca | 軽量&快適、コーデ問わず合わせやすい |
気になったモデルがあれば…
▶︎ Teva 公式サイトで詳しく見る
Tevaのサイズ感・痛い時の対処法・注意点
Tevaのサイズ感
Tevaのサンダルの良さは、ストラップで履き心地を調整できるところ。足幅が広い人でも狭い人でも、基本的には自分の足にフィットさせることが可能です。
ですが、実はモデルごとにサイズ感には少し差があります。各モデルの特徴を把握して、好みのものを選んでみてください。
▶︎ モデル別・サイズ感の傾向まとめ
- Hurricane XLT2 Ampsole:幅広・甲高向き。甲低・幅狭の人はサイズダウンも◎
- Voya Infinity:小さめ傾向。甲高さんはワンサイズアップ推奨。
- Jadito / Arivaca:ややタイトな作り。ゆとりが欲しい人はサイズアップしても。
- Zymic:標準サイズでOK。素材が柔らかく足当たりもやさしい。
私は普段の足のサイズは21.5cm〜22cm、足幅が細め(ワイズB〜C)で、一般的に売られている靴だと幅が合わず靴擦れすることが多め。しかしTevaのサンダルはストラップでしっかり調整できるので、どのモデルでもサイズ5(22cm)快適に履けています。
また、HurricaneやJaditoの場合、靴下を合わせて着用する方もいらっしゃるでしょう。靴下の厚みにもよりますが、その場合にはサイズアップを検討するのも一つです。
Tevaのサンダルが「痛い」と感じるときの対処法
サイズ調整がしやすいTevaですが、ストラップが当たって痛いという声を聞くこともあります。確かに、モデルによってはストラップの素材がやや硬めです。今回ご紹介したモデルの中だと、Jaditoは馴染むまで少し痛いと感じるかもしれません。
そんな時の対処法は以下の通りです。
- ストラップを緩める
- 靴擦れ予防用の保護テープを使用する
- 最初は長時間履かず、慣らし履きする
- 靴下と合わせる
フィット感を求めてストラップをしっかり締めたくなりますが、特に最初のうちは締めすぎないのがポイントです。それでも痛いと感じる場合は、最初だけ保護テープなどを使用すると安心。何度か履いているうちに、すぐに馴染んできますよ。

こちらの保護テープは必要な長さに手で簡単にカットできて、しっかり足の皮膚を保護してくれて最高です!絆創膏よりはるかに安定感、密着感がありますよ。
Teva購入時の注意点
毎年さまざまなモデルが発売されるTevaのサンダルですが、人気モデルや別注モデルは本格的な夏の到来前に売り切れることも。気になるものがあれば、早めに購入するのがおすすめです。
また、Tevaで検索すると、様々な通販サイトが出てきます。人気ブランドゆえ偽物も出回っているので、公式サイト や信頼できる代理店から購入することをおすすめします。
今年買い足したい!Tevaの新モデル
すでにいくつか持っていても、つい毎年新しいものを買い足したくなるのがTeva沼の恐ろしいところ。今年発売された新モデルの中で、今気になっているものを2つご紹介します。
HURRICANE AMPSOLE GAILA
まずはしっかりしたプラットフォームのサンダル、ガイラです。こちらの何が良いと思ったかというと、甲を覆えるデザインになっているところ!
と言うのも、去年の夏のウズベキスタン旅行でTevaばかり履いていたら、あの特徴的なストラップの形に甲がくっきり日焼けしたんです。
それもあって、甲が覆われているデザインに惹かれる今日この頃。去年発売された、同じく甲を覆うデザインのHurricane Ampsole Voltより、こちらの方が好みです。
▶ 公式サイトでHURRICANE AMPSOLE GAILAをみる ︎
HURRICANE TERRA DACTYL
こちらも今年の新モデル。バックル式でストラップを簡単に着脱できて便利そうなんです。ストラップがクロスのデザインなのも可愛い。
Hurricaneのソールなので、履き心地も絶対に良いはず。軽いハイキングにも使えるそうです。こちらは比較的フラットなので、安定感もありそうですね。
▶公式サイトでHURRICANE TERRA DACTYLをみる ︎
まとめ:疲れないTevaは旅行にも最適
- Tevaは疲れずたくさん歩ける最強サンダル
- 軽くて持ち運びやすいので旅行にも理想的
- モデルによって疲れにくさやサイズ感に差がある
- 痛いと感じる人も、工夫次第で快適に
- 人気モデルは早めに完売することも
- 公式サイトor信頼できる代理店で正規品を!
今回は、実際に愛用した上でTevaの魅力や特徴についてまとめてみました。どのモデルが良いか、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
しっかり比較検討して、ぜひご自身にぴったりのモデルを見つけ、良い夏をお過ごしくださいね!
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*1:Hurricaneをハイキングなどに使うなら、厚底でないタイプのものがおすすめです。