韓国・ソウルの人気観光エリア、仁寺洞(インサドン)。その路地裏に、三代にわたり愛され続ける名店、ケソンマンドゥ宮(クン)があります。
看板メニューである大きなマンドゥ(餃子)は一つひとつ手作りで、ほっとする優しい味わい。「ミシュランガイドソウル」にも2017年から連続でビブグルマンに選出されている実力店です。観光客だけでなく地元の人からも人気が高く、実は私も韓国人の友人にこのお店をおすすめしてもらいました。
この記事では、「ケソンマンドゥ宮」のアクセス、メニュー、実際に食べてみた感想まで詳しくご紹介します。
✔︎ この記事はこんな人におすすめ
- 仁寺洞エリアで美味しいお店を探している人
- 辛くない韓国料理を食べたい人
- 北朝鮮・開城式のマンドゥに興味がある人
- 一人でも入りやすい韓国料理店を探している人
- ミシュラン掲載の韓国グルメを食べてみたい人
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ケソンマンドゥ宮の概要
ケソンマンドゥ宮(개성만두 궁)
📍ソウル特別市 鐘路区 仁寺洞10キル 11-3
서울특별시 종로구 인사동10길 11-3
営業時間:月 11:30〜14:20 / 16:00〜20:00(L.O19:10)
火 11:30〜14:20 / 16:00〜20:00(L.O19:10)
水 11:30〜15:00 / 16:00〜21:30(L.O20:40)
木 11:30〜15:00 / 16:00〜21:30(L.O20:40)
金 11:30〜15:00 / 16:00〜21:30(L.O20:40)
土 11:30〜21:30(L.O20:40)
日 11:30〜20:00(L.O19:10)
公式HP:https://www.koong.co.kr/?ckattempt=2
NAVER MAP:https://naver.me/5OQyTZvB
★日本語メニューあり
★3号線 安国駅 6番出口 徒歩6分
★5号線 鐘路3街駅 5番出口 徒歩8分
伝統を受け継ぐ「ケソンマンドゥ宮」とは
「ケソンマンドゥ宮」の最大の魅力は、その名の通り開城(ケソン)式のマンドゥが味わえること。
北朝鮮の開城は、古くから独自の食文化が発展した場所です。一般的な韓国のマンドゥに比べ、開城式は一つひとつが大きいのが特徴。食べ応えも抜群です。
形も独特で、丸い皮を折りたたんでから、端をくるりと巻くスタイル。餡には豆腐や野菜がたっぷりと使われており、素材の味を活かした上品であっさりとした仕上がりが特徴です。
三代にわたり守り抜かれた「おばあちゃんの味」

このお店のルーツは、北朝鮮の開城で食べられていた家庭の味。創業者であるイン・ミョンスクさんが、幼い頃に家で食べていたマンドゥの味を再現したことから始まりました。インさんは朝鮮戦争をきっかけにソウルへ移り住んだ後、その思い出の味を多くの人に伝えたいと考え、お店を開いたのだそうです。
「冬になると、家族みんなで温かい部屋に集まってマンドゥを作った」
そんな温かな思い出とともに、伝統のレシピは現在、お孫さんへと大切に引き継がれています。今もなお、店内で一つひとつ真心を込めて手作りされるマンドゥ。変わらぬ味が、多くの人に愛され続けているのですね。
ケソンマンドゥ宮のアクセス
お店は、仁寺洞のメインストリートから少し入った路地にあります。伝統的な建物が並ぶエリアで、散策ついでに立ち寄りやすい立地です。

最寄駅は、地下鉄3号線の安国駅、地下鉄5号線の鐘路3街駅、鍾閣駅など。安国駅の6番出口から出るルートがわかりやすいと思います。
6番出口を出たら、仁寺洞のメインストリートを直進(南下)し、「耕仁美術館」の案内看板を目印に左折。お店は美術館の目の前なので、この美術館を目印にすれば迷わずたどり着けます。

韓屋風の店内は20席程度で、それほど広くありません。特にお昼のピークタイムは混み合いますが、回転は速め。一人の場合は、少し時間をずらして行くほうが良さそうです。
ケソンマンドゥ宮のメニュー


お店の看板メニューは、なんといってもバリエーション豊富なマンドゥ料理。北朝鮮・開城(ケソン)地方の伝統的な味を、単品や鍋で楽しめます。
ここでは、代表的なメニューをピックアップしてご紹介(価格は2026年2月現在)。公式ホームページにはフルメニューが載っているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
スープ・麺料理
一人でも注文しやすい、器に入ったスープ仕立てのメニューです。
| メニュー名 | 価格(ウォン) | 特徴 |
|---|---|---|
| 開城餃子スープ | 15,000 | 迷ったらこれ。牛骨ベースの優しいスープ |
| 開城キムチ餃子スープ | 19,000 | ピリッとしたキムチの酸味がアクセント |
| チョレンイトッ餃子スープ | 19,000 | 雪だるま型のお餅が入った人気メニュー |
| 黒豆乳素麺 | 17,000 | 濃厚な豆の香りが広がる季節限定の一品 |
鍋・サイドメニュー
複数人で囲めるお鍋や、お酒のお供にぴったりの一品料理も充実しています。
- 開城肉餃子鍋(1人前):21,000ウォン
- 開城盛り合わせ 蒸し餃子:19,000ウォン
- 海鮮とねぎのチヂミ:25,000ウォン
- ポッサム定食:25,000ウォン
名物のマンドゥを存分に味わうなら「蒸し餃子」もおすすめ。スープに入ったものとはまた違う、皮のもっちり感をダイレクトに楽しめますよ。
実食レビュー|ケソンマンドゥ宮で開城式マンドゥを堪能
2026年2月の渡韓時にも再訪。日中も−10℃と酷寒の1日だったので、温かくて優しいマンドゥが食べたくなったのです。
3人で20時頃に入店しました。この時間だと、並ばずにすんなりと入れます。

まずはキムチと水キムチ(トンチミ)が登場。この水キムチが、あっさりして美味しいんです。

寒い日だったので、熱々の鍋が食べたくなり、開城式肉餃子鍋を2人前でオーダー。併せて緑豆チヂミも頼みました。
ぐつぐつと煮えるお鍋を見守ること10分程度だったでしょうか。食べ始めるタイミングはお店の方が教えてくれます。私たちがよほど切実な顔で鍋を見つめていたからか、「触っちゃだめよ〜」と何度か釘を刺されました。お腹がぺこぺこでしたのでね…。

その間に、チヂミがやってきました。分厚くて、しっかりしたパンケーキのような仕上がりです。中はホクホク、外はカリッとしていて、美味しい…!
市場などで食べ歩く緑豆チヂミももちろん良いのですが、これは別次元。緑豆チヂミの最高峰では…と思ってしまう美味しさでした。


チヂミに感動しているうちに、お鍋もできあがりました。鍋には餃子だけでなく、お野菜やトックもたっぷり入っていて、2人前でも十分な量です。

この大きな餃子!写真を見るだけで、また食べたくなります。
中の餡は野菜とお豆腐、ひき肉で、あっさりと上品なお味。たれをかけて食べるのも良いですが、まずはぜひそのまま味わってみてください。ふんわりとした餡と皮の旨味が、胃にじんわりと染み渡ります。
真ん中からスプーンで4つに割り、しょうゆダレをかけて食べるのがお店推奨の食べ方だそうですよ!

こちらは以前行った時に頼んだ、蒸し餃子。こちらはもっと皮にむちむちとした弾力があって、また違う美味しさがあります。お肉だけのシンプルなもの、キムチ入り、きのこ入りのものなど、色々なバリエーションがあります。


この時は、キムチ餃子の入った鍋とじゃがいもチヂミを食べました。キムチ入りといってもそれほど辛くないので、辛さが苦手な人でも十分食べられると思います。
まとめ|ケソンマンドゥ宮はこんな人におすすめ

いつ訪れてもほっとする、上品な味わいのケソンマンドゥ宮。過去には4歳の子と一緒に行ったこともあり、大喜びでたくさん食べてくれた記憶があります。辛さが強くない優しい味なので、老若男女問わず楽しめるお店です。
- 辛い韓国料理の刺激に少し疲れた時
- 体に優しい料理を食べたい時
- 仁寺洞エリアで一人ごはんを探している時
そんな時には、本当におすすめです。仁寺洞観光がてら、ぜひ訪れてみてください。私もこのお店には、これからもずっと通い続けます!
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