2泊3日のソウル旅行、最終日。ランチ以降は一人だったので、一人でも入れそうなお店リストの中から、キムチチゲで有名な老舗、ウンジュジョンに行くことにしました。ソウルには「ソウル三大キムチチゲ」と言われる3つのお店があり、このウンジュジョンは常にその中に入っています(残り2つはクルタリ食堂とハノッチッと言われているそうですが、諸説ありそうです)。お野菜がたっぷり食べられるとのことで、ワクワクしながら向かいます。
ウンジュジョン
ウンジュジョン(은주정)
📍ソウル特別市 中区 昌慶宮路8キル 32
서울 중구 창경궁로8길 32
営業時間:11:30〜22:00
NAVER MAP:https://naver.me/xB4hD0yx
★2/5号線 乙支路4街駅 4番出口 徒歩3分
★1号線 鍾路5街駅 7/8番出口 徒歩5分
★1人客のランチは13:00以降
お店は芳山市場(パンサンシジャン)のすぐ近くです。この辺り、気になる老舗がたくさんあるのですよね…やはり市場の近くには地元の人に愛される名店がたくさんありますね。
お店は芳山市場A棟のすぐ近くです。余談ですが、芳山市場は製菓材料やラッピング資材の市場で、面白そうなお店がたくさんありましたよ。
このお店の角を曲がった路地裏に、お目当ての看板が見えてきました。ちょっと細い路地なので分かりにくいですが、ちゃんと地図通りに歩けば辿り着けます。
いかにも名店がありそうな路地ですよね。夜はちょっと暗そうです。
お店はこちら!看板は奥の方に出ていますが、入口は手前側です。おひとり様の利用は13時半以降なので、私はこの日14時少し前に行きました。店内にはそれなりにお客さんがたくさんいましたが、席数が多いのですぐに案内してもらえました。
ランチのメニューはキムチチゲのみ、1人12,000ウォンです(2024年12月時点)。何も言わなくても、勝手にキムチチゲセットが出てきますのでご安心ください。
こちらのお店の最大の特徴は、キムチチゲをまるでサムギョプサルのように葉野菜で巻いて食べること!チゲを巻いて食べるとは…?と不思議に思っていましたが、チゲの蓋を開けて納得。ゴロゴロと大きな豚肉の塊が、たくさん入っているんです。
野菜は季節によって変わりますが、常に8〜10種類ぐらい出てくるそうです。店内には野菜の説明が大きく出ていました。食べたことのないものがたくさんありそうで、楽しみ!
着席すると、すぐに葉野菜とおかず、そしてご飯が出てきました。葉野菜はサムジャンをつけてそのままむしゃむしゃと食べている人もいました。ご飯はそのまま食べるもよし、葉野菜にお肉と一緒に巻いて食べるもよし、キムチチゲをかけて食べるもよしです。
そしてこちらがキムチチゲです。これが一人前?と疑いたくなるほどのサイズ感ですが、周りのおひとり様もみんなこのサイズをペロリと平らげていました。私も負けていられないので(?)、気合いを漲らせて待機。
最初は蓋をして、強火で結構しっかり煮込みます。煮込むというより煮詰めるという表現の方が良いぐらい、強めにぐつぐつと火を入れていくんです。まだダメなのかな、こんなに煮詰めて良いのかなと思いながらジリジリと待っていたのですが、スープの量がかなり減ったところで、ようやくお店の方から「もう食べて良いですよ」との案内がありました。いただきます!
こんな感じで、キムチと一緒に大きなお肉の塊がたくさん入っています!この他にお豆腐やお野菜もたっぷり入っていて、一人分でもかなりのボリューム感。お腹いっぱい食べられます。赤いですが辛さは控えめで、キムチの酸味とコクがしっかり効いています。お肉も柔らかくてジューシー。サイズが大きいので食べ応えがあり、旨みがすごいです。温まるしこれは良いですね。
そのまま食べても旨みたっぷりで美味しいお肉ですが、せっかくなので葉野菜に巻いて食べてみると、あら不思議!みずみずしい葉野菜のシャキシャキ感とお肉がよく合って、とってもさっぱりするんです。合わせる野菜によっても味が変わるので、色々試していたらあっという間にチゲがなくなりました。これは楽しい。胡麻のような不思議な味のするお野菜が美味しかったのですが、あれはなんだったんだろう…ルッコラの仲間かな?
最初は「こんなに食べられるかな」と思っていましたが、あっという間に美味しく完食。とても温まるので、寒い時期には特におすすめです。
こちらのお店、お昼はキムチチゲのみですが、夜は人数分のサムギョプサル+キムチチゲの提供になるそうです。複数人で行くなら夜、一人で行くならお昼が良さそうかな?いつか夜にも再訪したいお店です。また行くぞ〜!
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