2025年末のヨーロッパ周遊旅行の最後の目的地、ポルトガルのリスボン。滞在2日目には、老舗カフェ「カフェ・ア・ブラジレイラ」で軽い朝食をいただきました。
このお店をおすすめしてくれたのは、リスボン出身の友人です。「観光客も多いけど、地元の人にも愛される場所だよ」との言葉の通り、たくさんの人が寛ぐ、美しいお店でした。
この記事では、カフェ・ア・ブラジレイラのアクセスやメニュー、実際に訪れて感じた店内の雰囲気などをご紹介します。
✔︎ この記事でわかること
- リスボンの老舗カフェ「カフェ・ア・ブラジレイラ」の歴史と特徴
- カフェ・ア・ブラジレイラの場所・アクセス方法
- 人気のコーヒーやスイーツなどのメニュー
- 実際に訪れて感じた店内の雰囲気やおすすめの時間帯
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冬のヨーロッパ周遊2週間|ローマ・ボルドー・ポルト・リスボンを巡る旅
- カフェ・ア・ブラジレイラはこんなお店
- カフェ・ア・ブラジレイラの基本情報
- カフェ・ア・ブラジレイラのアクセス
- カフェ・ア・ブラジレイラのメニュー
- 朝のカフェ・ア・ブラジレイラに行ってみた
- まとめ:カフェ・ア・ブラジレイラは雰囲気抜群の老舗カフェ
カフェ・ア・ブラジレイラはこんなお店

カフェ・ア・ブラジレイラ(A Brasileira)は、創業120年を超える老舗カフェ。リスボンを代表する歴史的カフェのひとつとして、地元の人だけでなく多くの観光客が訪れる人気スポットです。

このお店は、1905年にブラジル産コーヒー豆の輸入販売店兼カフェとしてスタートしました。当時まだ一般的ではなかったエスプレッソタイプのコーヒーを広め、リスボンのカフェ文化に大きな影響を与えた店として知られています。
20世紀初頭には作家や芸術家、知識人が集まる場所となり、文化サロンのような役割も担っていました。文学や芸術の議論が交わされる場所でもあったのです。
中でも、ポルトガルを代表する詩人・フェルナンド・ペソアはカフェの常連として有名でした。現在も店の前のテラスには彼のブロンズ像が置かれており、フォトスポットとして人気を集めています。
カフェ・ア・ブラジレイラの基本情報
Café A Brasileira(カフェ・ア・ブラジレイラ)
📍Rua Garrett 120–122, 1200-205 Lisboa
営業時間:8:00〜24:00
公式サイト:https://abrasileira.pt
★英語メニューあり
カフェ・ア・ブラジレイラは、リスボン観光でも特に人気の高いエリア、シアド地区にあります。周辺にはショップやレストラン、劇場などが集まり、街歩きの途中に立ち寄りやすい立地です。
店内席のほか、通りに面したテラス席もあり、リスボンの街並みを眺めながらコーヒーを楽しむこともできます。

店内は鏡張りの壁やクラシックな装飾が印象的な空間で、老舗カフェならではの雰囲気が漂います。アールデコ好きにはたまりません。
カフェ・ア・ブラジレイラのアクセス
カフェ・ア・ブラジレイラの最寄駅は地下鉄Baixa-Chiado駅。駅から徒歩2分ほどと、とても便利な立地です。リスボン名物のトラム28番のルートからも比較的近いので、トラム観光の途中に立ち寄る人も多いようです。
周辺には次のような観光スポットがあります。
- カルモ修道院
- サンタ・ジュスタのリフト
- ロシオ広場
いずれも徒歩圏内なので、リスボン旧市街散策の休憩スポットとしてもぴったりです。
カフェ・ア・ブラジレイラのメニュー


ブラジレイラでは、コーヒーを中心に軽食やスイーツなどさまざまなメニューが用意されています。
ヨーロッパらしく、このカフェは席によって料金が異なるシステムになっているのが特徴。カウンター席→店内テーブル席→テラス席の順に価格が高くなります。
以下は、店内テーブル席の場合(2025年12月現在)の代表的なメニューの一例です。
カフェ・ア・ブラジレイラのコーヒー・ドリンク
- Bica d’A Brasileira(エスプレッソ):€3.5
- Café Abatanado(アメリカンコーヒー):€5
- Galão d’A Brasileira(ミルク入りコーヒー):€5.4
- Cappuccino(カプチーノ):€6
ポルトガルで一般的なエスプレッソはビカ(Bica)と呼ばれます。ブラジレイラは、このビカを広めた店として知られており、「ビカ発祥のカフェ」とも言われる存在。初めて訪れるなら、まずはこの一杯を試してみるのがおすすめです。
ガラオン(Galão)は、ミルクたっぷりのポルトガル風カフェオレ。朝食やカフェタイムにゆっくり飲む人が多く、観光客にも人気のメニューです。
カフェ・ア・ブラジレイラのスイーツ

- Pastel de Nata(パステル・デ・ナタ):€2.8
- Pastelaria d’A Brasileira(ブラジレイラのペストリー):€4.9
- Fatia de Bolo(スライスしたケーキ):€4.9
パステル・デ・ナタ(エッグタルト)は、リスボンのカフェでは外せない定番スイーツ。お店ごとに少しずつ味が違うので、ぜひブラジレイラでも味わってみてください。
リスボンの中でも価格帯はややお高めのお店。雰囲気も含めて楽しむために行くのがおすすめです。
朝のカフェ・ア・ブラジレイラに行ってみた
リスボン観光の途中、シアド地区を歩いていれば一度は前を通るであろうカフェ・ア・ブラジレイラ。私も何度かお店の前を通り、滞在中に一度は行きたいと思っていました。
有名店なので混雑も覚悟していましたが、今回は午前中に訪問。結果的には、落ち着いた雰囲気でのんびりとカフェタイムを楽しむことができました。
朝の店内は比較的静か

ブラジレイラはリスボンでも有名なカフェなので、昼頃から午後にかけてはかなり賑わいます。ただ、私が訪れたのは朝9時頃だったため、店内はまだ比較的落ち着いた雰囲気。観光客の姿はあるものの、ゆっくりコーヒーを楽しめる空気でした。
クラシックな店内の雰囲気


この日は雨模様だったためテラス席はやめて、店内のテーブル席を利用しました。店内に入るとまず目に入るのが、鏡張りの壁とクラシックな装飾。アートがたくさん飾られているのも印象的です。
天井の装飾や照明もどこか優雅で、磨き込まれたカウンターも歴史を感じさせます。実際に座ってみると「いかにも文化人たちが集いそうなカフェだな」と思える雰囲気がありました。

ショーケースには、ずらりとペストリーが並んでいます。

ペストリー類は、だいたい€3〜6ぐらいでした。ポルトガルは物価が安いイメージがありますが、こちらは高級店らしい価格設定ですね。
パンデローとコーヒーを注文
着席すると、すぐにメニューを出してもらえました。英語併記で安心です。

私はこの日、パンデローを注文しました。エッグタルトは連日食べていたこともあり、パンデロー目当てで行ったのですが、メニューにはそれらしい表記が見当たらず…結局ショーケースの前まで行って指差しでオーダーしました。空いている時間帯だったので、店員さんにのんびり見守ってもらえて良かったです。
パンデローはポルトガルのスポンジケーキで、カステラの原型とも言われているお菓子。地域によってふんわり焼いたタイプと中がとろとろの半熟タイプがあるそうです。

さて、カフェ・ア・ブラジレイラのパンデローはどちらのタイプでしょうか…!


正解はこの通り、半熟とろとろタイプ。
中はとろとろですが、外側はしっとりした生地になっています。パンデローは卵、砂糖、小麦粉のみで作られているそうで、素朴でどこか懐かしいお味。なんだかホッとします。

空いている時間帯だったので、旅の記録をメモしたり、この後のプランを立てたり、1時間ほど店内でのんびり。11時近くになると一気に人が増えてきたので、おいとますることにしました。
まとめ:カフェ・ア・ブラジレイラは雰囲気抜群の老舗カフェ
友人がおすすめしてくれた通り、カフェ・ア・ブラジレイラは古き良きリスボンの雰囲気を味わえる素敵なカフェでした。上品な雰囲気ながら、店員さんたちは親しみやすくフレンドリーで、居心地も良いお店です。


次回訪問するなら、今回は利用できなかったテラス席で、食事をするのも良さそうです。
シアド地区を散策する際には、ぜひ立ち寄ってみてくだいね。リスボンを代表する老舗カフェの雰囲気を気軽に味わえますよ。
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