2025年のゴールデンウィークに、韓国旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。GWの韓国は気候も穏やかで、爽やかな初夏の空気の中で観光を楽しめます。
先日ご紹介した「GWの韓国でしたいこと10選」に加えて、今回は初夏の韓国旅行で気を付けるべきポイント、混雑を避けて快適に旅行を楽しむポイントをお伝えします。初夏の韓国旅行の参考になれば幸いです。
あわせて読みたい、ソウル旅行のガイドはこちら
✔︎ この記事はこんな人におすすめ
- 初めてのGW韓国旅行で何を準備すべきか不安な人
- 韓国の最近の状況を確認しておきたい人
- GWの韓国の混雑状況が気になる人
GWの韓国旅行準備ガイド!気候&服装と混雑を避ける5つのヒント
初渡航でも安心!GWの韓国の気候と服装
旅先で快適に過ごすためには、現地の気候を把握しておくことが重要です。4月下旬から5月上旬の韓国は、日本とそれほど変わらない気候ですが、日中と朝晩の寒暖差が大きいことに注意が必要です。
GWのソウル・釜山・済州島の天候
GWシーズンの韓国は、春の終わりから初夏にかけての時期にあたり、比較的過ごしやすい気候です。
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ソウル:日中は20℃前後と暖かくなりますが、朝晩は10℃前後まで冷え込むことも。また、時折雨が降ることもあります。
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釜山:ソウルよりもやや温暖で、平均気温は15〜22℃。海沿いのエリアでは風が強い日があり、体感温度が低くなることもあります。
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済州島:韓国の中でも温暖な地域で、平均気温は16~23℃程度。4月は菜の花が見頃の時期です。天候は比較的安定していますが、天気が変わりやすく、時折雨が降ることも。

こちらは例年のデータを元にした概ねの気温です。出発前に、最新の天気予報も確認してみてくださいね。
日中と朝晩の寒暖差に注意
GWの韓国は、日中は春らしい陽気で、東京や大阪と変わらない感覚で過ごせます。一方、朝晩は日本より冷え込むのが特徴です。また、海沿いのエリアは風が強い日もあります。
- ソウル:朝晩の寒暖差が大きいため、昼間は半袖でも過ごせる日がある一方、朝晩はジャケットが必要になることもあります。
- 釜山:日中は暖かくても、海風の影響で夕方以降はひんやりすることがあります。軽く羽織れるものがあると便利。
- 済州島:ソウルや釜山と比較して湿度がやや高く、風がある日は体感温度が下がることも。特に山間部では気温が低くなるため、ハイキングや観光の際には注意が必要。
GWの韓国旅行におすすめの服装・持ち物
GWの韓国は朝晩の寒暖差があるため、気温の変化に対応できる服装がおすすめです。雨が降ると気温より肌寒く感じることがあるので、事前に天気予報を確認してしっかり確認しておきましょう。
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アウター:朝晩の冷え込みに備えて、薄手のジャケットやカーディガン、ストールなどがあると便利。風が強いことがあるので、ウインドブレーカーもおすすめです。
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トップス:日中は暖かいので、半袖や薄手の長袖シャツが最適。レイヤードスタイルで調整しやすい服装がベスト。
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ボトムス:デニムやスカートなど、春らしい服装でOK。山間部や夜の観光を予定している場合は、肌寒さに備えて厚めの素材を選ぶのも◎。
- 靴:特にソウルやチェジュは坂道が多いので、歩くきやすいスニーカーがおすすめ。気温によってはサンダルでもOK。
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雨具:折りたたみ傘があると、急な雨にも対応できて便利。
防風素材のフーディが1枚あると、この時期の韓国旅行に重宝します。ノースフェイスのスワローテイルフーディは軽くてパッカブル、少しの雨なら弾いてくれて、旅行中のお守りのような存在。カジュアル感は強めですが、旅行中の街歩きであればそんなに浮くこともありません。詳しい紹介はこちらへどうぞ。
▼サンダルのおすすめ記事はこちら
2025年版|混雑を避けて快適に!GWに韓国を楽しむ5つのヒント
GWは、実は日本人だけでなく韓国国内の旅行者にとっても人気のシーズンです。そのため、観光地や空港、ホテルなどで思わぬ混雑に遭遇することも。直近の2年は私も韓国でGWを過ごしましたが、お目当てのレストランが混雑しすぎて、泣く泣く諦めた経験があります。
そこでここからは、混雑を避けて少しでも快適に旅を楽しむためのヒントを5つ紹介します。
渋滞&行列覚悟!GWは韓国も繁忙期
韓国では5月5日が「こどもの日」で祝日にあたります。また、5月1日は「労働者の日(근로자의 날)」で、一部の企業は休業日となります。 そのため、この前後の週末には渋滞や観光地の混雑が発生することも多いのです。
特にソウルや釜山の人気スポット、空港、KTX、テーマパークなどは、混み合うことを前提に行動するのがおすすめです。スケジュールを詰め込みすぎず、時間に余裕を持った計画を立てましょう。
観光スポットは「朝イチ」か「夕方狙い」が吉
特にソウルはいつでも人が多く、昼間はどこも混雑しがち。観光地ではオープン直後や夕方以降など、混雑が緩やかになる時間帯を狙って行動するのがポイントです。
中でも市場や展望台などは、朝イチの方がゆっくり楽しめることも。「早起きは三文の得」精神で行動することをおすすめします。
また、ソウルの国立中央博物館やソウル市立美術館などは、曜日によって遅くまで開館しています。事前にスケジュールをチェックして、日没後の遅めの時間を狙うのも一つです。
事前予約できるものは全部しておく
GWには、レストラン、KTX、人気カフェなど、事前予約が可能なものはできるだけ押さえておくのが安心です。韓国の人気店は現地の人も並ぶため、予約なしだと長時間待つことになります。
レストランに関しては、特にローカル店ほど事前予約ができないことが多く、現地でウェイティング番号を取得して待つ、あるいは直接並ぶ必要があります。その場合には、食事のピーク時間を外すか、開店直後を狙うのがおすすめです。混雑で入店できないケースに備えて、バックアッププランとして付近のお店情報を調べておけばさらに安心です。
狙っている観光スポットがある場合には、Klookや
KKdayで予約をしておくのが良いでしょう。私も、A'REXを利用する際にはどちらかのサイトで事前にチケットを購入しています。
KTXの予約に関しては、公式サイトから行うのが安心です。日本語で利用でき、日本のクレジットカードで購入が可能です。
ローカルな穴場を探すのも◎!
あえて有名観光地を外して、地元の人が行くような公園やカフェ、マイナーな美術館を巡るのもおすすめです。とてもアナログな手段ですが、行きたいエリアのNAVER MAPやGoogleマップを見て、気になるところをピックアップしておくと良いですよ。
また、現地でホテルのスタッフの方におすすめスポットを聞くのも良いですね。その場合、漠然と質問するのではなく、「地元の人がお酒を飲みに行くお店を教えて」「観光客があまりいないアートスポットを教えて」など、なるべく具体的に尋ねてみることをおすすめします。
空港も混雑!事前の対策がポイント
GW期間中は、日本と同様に韓国の空港も混雑します。特にソウルの仁川国際空港や金浦空港は便数も多いので、チェックインカウンターや出国審査、手荷物検査が行列して、想像以上に時間がかかることがあります。
私の経験上、金浦空港では韓国到着時の入国手続きが、仁川空港では韓国出発時の出国手続きが非常に混雑する傾向です。
そのため、仁川空港から出国する場合、出発の2〜3時間前には到着しておくと安心です。また、空港鉄道(A'REX)やシャトルバスも混雑する可能性があります。移動時間には余裕をもたせましょう。
空港での混雑を避けるための具体的な方法の一例はこちら。
📍混雑を少しでも回避するためのポイント
- 事前にオンラインチェックインを済ませておく
- 受託手荷物のない「手荷物のみ」搭乗を選ぶ
- 仁川スマートパスを利用する
- 仁川利用の場合、ソウル駅で事前チェックインする
▼ソウル駅の事前チェックインについてはこちら
ソウル駅の事前チェックインはとても便利なのですが、最近では事前チェックインも非常に混雑するという話を聞きます。状況によっては事前チェックインを諦め、直接空港に向かう方が良い場合もあります。

当日の混雑状況は、X(旧Twitter)などで情報収集すると良いでしょう。日本人観光客も多い時期なので、日本語でもたくさん情報を発見できると思います。
まとめ:事前の準備で快適な韓国旅行を!
今回は、ゴールデンウィークの韓国の気候とおすすめの持ち物、混雑を回避して楽しむための5つのヒントをお伝えしました。
事前にある程度の計画を立て、予約などの準備をしておくことで、混み合うGWでも快適に韓国旅行を楽しめます。ですが、想定外のことが起きたとしても、それはそれで旅の思い出。
混雑がひどい時にはカフェでお茶を楽しむ、公園でのんびりしてみるなど、色々な楽しみ方を試してみてくださいね。

ソウルのおすすめのお店や観光情報はこちらに詳しくまとめています。よろしければこちらもご参考になさってください。
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GWの韓国旅行まとめ記事はこちら
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