今回の高雄旅行の一番の目的は、「高雄BEER ROCK FESTIVAL」に参加することでした。様々なアーティストが参加するフェスだったのですが、ラインナップが発表されたのは確か4月頃だったでしょうか。その後、5月上旬にチケット発売という流れでした。
毎年やっているイベントで、もしかするとまた行くこともあるかもしれないので、備忘録代わりにこちらの記録も残しておきます。
会場となるのは「統一夢時代ショッピングモール」という大きなモールに面した、屋外の広場です。会場まではバスも多く、MRT（ライトレール）も走っているのでアクセスは非常に良かったです。空港からも割と近い上、パフォーマンス時間が遅めなので、ディレイがなければ当日着でも十分対応できそうです。
3日連続で実施されるイベントで、私は土曜の部に行きました。本当は金曜も行きたかったのですが、意欲を出した頃には金曜はもうスタンディングエリアのチケットしかなかったのですよね…さすがに猛暑の中、屋外のスタンディングは厳しいと思い諦めました。
ちなみに座席は前方がシーティング（椅子あり、着席で鑑賞）、後ろがスタンディングという構成でした。センターステージもあり、花道も比較的長かったので、スタンディングエリアでも意外と見やすかったのではないかと思います。
会場に到着したのは、17時半頃でした。入口でチケットを見せると座席エリアごとに色の違うリストバンドを巻いてもらえて、これを見せれば自分のエリアに入れる仕組みでした。会場外への出入りも自由だったので、私はお手洗いに行きたい時には一度会場外に出て、モールまで行きました。その方が綺麗だし涼しいですからね。
フェス自体は16時頃から始まっており、到着時にも音が聞こえていました。しかしお目当てのパフォーマンスまで時間があったのと暑いのとで、まずはモールの中で先に1人で食事をすることにしました。終演予定時間も22:30でしたのでね…そこまで我慢したら倒れちゃう！なお友人たちは先に会場に入っていました。みんな体力があります。
ということで、向かったのはモール内にあった、大好きな春水堂です。春水堂は日本にもありますが、本場の方がメニューも豊富で、ドリンクも甘さや氷の量を細かく調整できて良いんです。お値段も全然違いますよ。
ご飯時だったので少し待ちましたが、10分ぐらいで番号を呼んでもらえました。オーダーシートとペンを受け取り、記入して自分でレジまで行って注文する仕組みです。お席は90分制でした。
頼んだのは豆乳担々麺。優しい豆乳のスープに、トッピングで搾菜、きゅうり、人参が入っており、とても美味しい！暑さにバテ気味でもつるりと全部食べられる、さっぱりしたお味でした。タピオカミルクティーは氷少なめの三分糖にして、こちらも美味しく飲み干して準備万端！いざ会場へ。
入場するわよ！時刻は20時近く、辺りもすっかり暗くなっています。
ビールフェスと言うだけあり、ビールのブースがたくさん出ています。DJブースもあり、爆音で音楽を聴きながらビールを飲む人々の姿が…ここはどう見ても私向きではない（しかしガラの悪い酔っ払いは皆無でした）。そそくさと退散してコンサート会場に向かいます。
ちなみに今回、宿泊したホテルでこのビールフェス用のバウチャーをいただいていました。ここでビールと引き換えできたそうですが、私は飲まないので活用できず。金曜の部に参加していた友人からは「お水を買うのに20分並んだ」と聞いていたので、お水は多めに持参しました。
会場はこんな感じ。海沿い、しかも大きな広場だからなのか、風がよく抜けます。想像していたよりうんと過ごしやすそうで一安心。
会場内に入り、パイプ椅子がずらりと並ぶ自分の席へ。さすがに人がしっかり入っていると暑さを感じますが、気温も30℃を下回り始め、思っていたより過ごしやすかったです。夏の夜風に当たりながら楽しむパフォーマンスもとても良く、子どもの頃に行った花火大会の気持ちを思い出したりしました。
この日は雨が降らず幸いでしたが、前日には小雨が降ったようです。雨を遮るものは何もないので、荷物を入れるための大きな袋と雨具、予備のタオルは持参した方が良さそうです。
個人的には、なるべく夜遅い時間、3時間ぐらいの参加に絞って正解でした。屋台もたくさん出ていたので、ビールフェス自体を楽しみたい場合にはもっと早く入って食べ歩きをするのも良さそうです。出入りが自由なので、暑くて辛い時にはモールに移動してお茶したりもできますし、野外フェスの中ではかなり過ごしやすい部類だと思いました。緩くて良い雰囲気だったので、また機会があれば参加したいです！
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