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【済州島】旅行記|レンタカーなしで楽しむ初夏の2泊3日旅(2026.6)

2026年6月、梅雨入り前の済州島(チェジュ島)へ。2025年のGW以来、約1年ぶりの訪問です。

今回はレンタカーを借りず、バスとタクシーを使って2泊3日で北部と東部を巡りました。旧チェジュを拠点に、世界遺産・城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)への日帰り観光や、海辺のカフェ巡り、黒豚や新鮮な海鮮グルメまで、短い日程でも済州島らしい魅力をたっぷり満喫しています。

「レンタカーなしでも楽しめる?」「2泊3日ならどんな回り方がおすすめ?」という方にも参考になるよう、実際のスケジュールや移動方法、立ち寄ったお店を写真付きで詳しくご紹介します。

✔︎ この記事でわかること

  • 済州島2泊3日のモデルコース
  • レンタカーなしで巡る観光・移動方法
  • 実際に訪れて良かったグルメ・カフェ・観光スポット
  • 6月上旬の済州島の気候や旅の雰囲気
 

チェジュ島2泊3日旅行記

 

1日目

前回同様、今回も関空からはT'way航空を利用。昨年とまったく同じ、12時発の便でした。これぐらいの時間だと、朝も比較的余裕を持って過ごせますね。

済州国際航空

済州島は近いので、すぐ着くのも良いところ。快晴です!

今回も荷物は預けていなかったので、そのまますぐにバスに乗って、なんと空港を出て30分後にはホテルに着いていました。

 

 

15:00 ASTAR HOTELにチェックイン

ASTAR HOTELの外観

今回は旧チェジュエリアのホテルにしました。行きたかったお店に徒歩圏内で行けて、ホテルサイトでのレビュー点数も高かったのが決め手。

ATSAR HOTELの客室

オンドル(床暖房)部屋で、靴は脱いで上がるタイプでした。お布団のセットも用意されていて、軽く4人ぐらい泊まれそうです。冬はきっとオンドルが気持ち良いでしょうね。

 

15:30 ホテル近くの보영이네시장치킨でチキン

ホテルを出たのは15時頃で、お昼ごはんを食べられるようなお店はだいたいクローズ済みでした。どうしようか悩みましたが、夫が「久しぶりに韓国のチキンが食べたい」と言うので、チキンは大体お腹パンパンになるけど…と思いつつ、ホテル近くの評判が良さそうなお店へ。

보영이네시장치킨のチキン

ハーフハーフにしてみましたが、案の定すごい量です。たぶんこれでちょうど1羽分ではないでしょうか。

塩こしょうでいただくプレーンも、少し甘めの味付けのヤンニョムもどちらも美味しい。やはり揚げたての美味しさは格別です。色々な部位が食べられるのも良いですね。若干の苦しさと戦いつつ、完食。お店の方も優しくて、幸先の良いスタートです。

 

18:30 三陽(サミャン)海岸を散歩

チキンであまりにもお腹がいっぱいになってしまったため、「これは歩かねば…!」とにわかに焦る気持ち(?)が湧いてきたので、今度はバスで海辺へ。坂道をジェットコースターのように走るバスに、「韓国に来たなあ」という感慨が。

サミャン海岸

三陽(サミャン)海岸は、黒い砂で有名なビーチなのだそうです。写真だとまありわかりませんが、確かに黒くてサラサラとした砂が気持ちの良いビーチでした。

ここはどうやらウェディングフォトのスポットでもあるようで、たくさんのカップルが写真撮影をしていました。

 

 

19:00 海沿いのカフェ、EOMARでお茶

少し海沿いを散策した後、景色の良いカフェでお茶することに。この景色だけで、来た甲斐があったと思えるほど。太陽がゆっくり沈んで行く様子を、窓際の席でのんびり眺めました。

海沿いのカフェ EOMAR
海沿いのカフェ EOMAR

この頃にはウェディングフォトの撮影カップルがますます増え、ざっと数えただけでも10組以上。その傍らではご近所さんらしき家族連れや老夫婦が寛いでいて、非日常と日常のコントラストがなんだか面白かったです。海のある日常、素敵だなあ。

 

20:30 샤부돈でお目当ての黒豚を堪能

済州島に来たら絶対に食べたいもの、それは黒豚!今回はホテルから徒歩圏内の샤부돈(シャブトン)というお店に向かいます。

16時頃に山ほど食べたチキンが効いており、ベストコンディションとは言えなかったのですが、それでもベストを尽くす!少し遅めの時間だったのでそれほど混み合うこともなく、オーダーしたものもスピーディに出てきます。

샤부돈の黒豚

頼んだのはオギョプサルとモクサル。真ん中にあるのがイワシを使ったソースで、これが済州島独自の食べ方だそう。この塩気の強いソースが美味しいんです。

お肉はもちろんのこと、サービスで出てきたケランチムやキムチチゲも実に良いお味!特にキムチチゲは、発酵したキムチの旨味がまるで濃厚なトマトスープのようで、癖になります。

샤부돈の冷麺

締めに冷麺も頼みました。よく冷えたすっきりスープで、お腹がいっぱいでもするりと食べられる美味しさ。お店の人もとても感じが良くて、価格も良心的で、ここは旧チェジュに泊まる人にはぜひおすすめしたいお店です。

 

 

2日目

2日目は早起きチャレンジに案の定失敗。ブランチとして、気になっていたお店にカルグクスを食べに行きました。休暇中はあくせくしない方針なので、これはこれで良いのだ。

 

11:00 아방얼큰칼국수국밥でカルグクス

向かったのはホテルから徒歩7〜8分の距離にあるお店。特に済州島の名物というわけではなさそうでしたが、どなたかの動画で見てとても美味しそうで、ブックマークしてあったのです。

아방얼큰칼국수국밥のカルグクス

体に優しいものが食べたくて、赤いスープではなく白いスープをオーダー。キムチマンドゥも頼みました。

白いスープは牛骨だそうで、言われてみると確かにソルロンタンのような味わいがあります。濃厚そうに見えますが脂っこさはないので、するすると飲めます。お野菜もたっぷり入っていて嬉しい。

아방얼큰칼국수국밥のカルグクス
아방얼큰칼국수국밥のカルグクス

おかずと共に出てきたのは、海苔とごま油が入ったお椀で、「ここに麺を入れて混ぜて食べてみてね」とのことで早速試してみました。スープと共に食べるのとはまったく違う!海苔の香りとつるつるしたコシのある麺がよく合います。これは新しい発見でした。

12時近くなると一気に地元のお客さんで混み始めたので、このお店は行くなら少し早めの時間が良さそうです。

 

13:00 城山日出峰の山頂まで軽い登山

お店を出て向かったのは済州島の東端、世界遺産の城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)。前回来た時には行く時間がなくて、次回こそは…と思っていた場所です。

バスで行くことも考えたのですが、乗り換えありで計2時間ほどかかることがわかり、さすがに時間のロスだと思ってタクシーにしました。旧チェジュから片道約5,000円ぐらいで、所要時間は1時間程度でした。済州島は意外と大きいのですよね。

城山日出峰

到着!これが岩山だなんて、信じられないような大きさです。

帰りにタクシーがつかまらなかったらどうしようかと思っていたのですが、思っていた以上の一大観光地で、人がいっぱいです。タクシーが見つからないなんて、そんな心配はまったくなさそうでした。

城山日出峰に登頂

私は下から眺めただけでまあまあ満足していたのですが、知らぬ間に夫が山頂までのチケットを買っているではありませんか…。これはもう、登るしかありません。

城山日出峰 山頂からの景色

麓から頂上までの階段は約700段だそう。30分ぐらいかかりました。日頃の運動不足がたたって脚はふらふら、汗もだくだくですが、苦労して登った山頂の景色は格別です。はるか東の海を望めました。

城山日出峰
城山日出峰

帰りもひたすら階段です。登る道と下りる道はちゃんと別々になっていました。登るより、むしろ下りるほうがきついんですよね。それまで前を軽快に歩いていたマダムが最後の方で急に「だめだ脚が震える!」と立ち止まっていて、妙な連帯意識が生まれました。

城山日出峰「海女の家」

麓まで降りると、「海女の家」があります。海女さんの実演が見られたり、その日獲ったアワビなどを食べたりできるそう。

一番下まで降りると、確かに城山日出峰が火山できた岩山の一部であることが感じられます。海岸では地層も観察できますよ。

 

 

15:00 성산해나카페でお茶休憩

軽い登山並みの運動で疲れてしまったので、お茶しつつ一休み。次のプランも特になかったので、ここで作戦会議です。

성산 해나 카페
성산 해나 카페のレモンケーキ

カフェラテとレモンケーキを頼みました。上に載っているドライレモンが本格的に酸っぱくて、でも疲れた体に良い刺激。ケーキも美味しくて、一息つくのにぴったりなカフェでした。

 

15:30 ソプチコジで安藤忠雄建築を見る

少し座って甘いものを食べたら元気になったので、タクシーで10分ほどの距離にあるソプチコジに行ってみることにしました。目的地は安藤忠雄が設計したグラスハウスだったのですが、車では近くまで入れないようで、歩いて向かいます。

4月になると一面の菜の花畑になることで有名なこの場所ですが、6月上旬の新緑も目に鮮やか。

ソプチコジの景色
ソプチコジの景色

お馬ちゃんもいます。この景色の中をぶらぶらと歩くだけでリフレッシュできました。

ソプチコジの景色

高い木がないので、海までずーっと見晴らしが良いんです。

ソプチコジの景色 グラスハウス

そしてこちらが目的の安藤忠雄建築。下から見上げると、大きなガラスの箱が浮遊しているようにも見えます。ガラスが多用されていて、私が今まで見たどの安藤忠雄建築より明るさを感じました。

中にはカフェとショップが入っていて、ここで絶景を眺めながらお茶をするのも良さそうでした。空間の使い方が広々としていて贅沢です。

 

17:30 果物屋さん「과즙팡팡」でスイカジュース

再びタクシーに乗ってホテルまで。帰り道もちょうど5,000円ぐらいで、所要時間も往路と同じく1時間程度でした。

ホテルの近くの果物屋さんの前に「スイカジュース」の看板が出ていたことを思い出し、立ち寄ってみました。

과즙팡팡の店内
スイカジュース

ジュースの種類は色々ありましたが、やっぱりこの季節はスイカ一択だ!ということで、夫も私もスイカジュースを注文。ごろごろと大きくカットしたスイカを一気にミキサーにかけてくれて、混ぜものなしの実に美味しいスイカジュースでした。生き返ります。

 

 

19:00 カンジャンケジャン、食べられず

11時にカルグクスを食べてから、レモンケーキぐらいしか食べていなかったのでお腹がぺこぺこに。普段より早めの時間に、晩ごはんのお目当てにしていたお店に向かったところ…

백가네꽃게찜の外観

なんと臨時休業の張り紙が!これはショック。

同じくこのお店にやって来た地元の方も「げ!今日休みだって!」とがっかりされていたので、きっと急なことだったのでしょう。すっかり気分は蟹だったのですが、仕方ありません。

 

19:30 東門市場「ウリ水産」でお刺身を

それでも蟹が諦めきれず、今度は東門市場近くの別のお店に向かいましたが、こちらは大行列。さすがに無理だと思い、市場の中でお刺身を食べるプランに変更!

済州島の東門市場

東門市場の中には今回初めて入ったのですが、入って既視感にびっくり。まったくもって鶴橋と同じ空気が流れています。しかし考えてみれば、鶴橋には済州島出身の方が多いのですよね。

入ったのは「ウリ水産」という、市場の中心部にあるお店。本来は1階でお魚を選び、2階でいただくのですが、私たちはシステムを理解しないまま2階に上がってしまいました。

お店のマダムが「お刺身を食べるなら2人前で適当にみつくろうけど、それで良い?」と聞いてくださったので、そのままお願いしました。

ウリ水産のお刺身
ウリ水産の海老蟹チャーハン

このお刺身がもう、たまりません。日本のお刺身とはまったく別物なんですよね。新鮮で厚みがあり、「お魚って筋肉なんだ」と思えるしっかりとした食感と味なんです。たっぷり出てきましたが、酢コチュジャンに合わせたり白キムチと食べたり、サンチュに包んだりしてあっという間に食べきりました。

締めには海老と蟹味噌のポックンパッを。のり、たくあん、とびこと一緒に混ぜると、なんとも風味が豊か。食感の変化も良かったです。やはり新鮮な海鮮は最高ですね。

 

21:00 新チェジュでショッピング

食後にバスで移動して、新チェジュエリアで少しショッピングを。このあたりは遅くまでやっているお店も多くて賑やかです。30分ぐらい散策して、またバスでホテルの近くまで戻りました。

ホテル近くのCOMPOSE COFFEE

最後に、ホテルの近くのCOMPOSE COFFEEでデカフェのコーヒーとクッキーをテイクアウト。このお店には2日連続でお世話になりました。

 

 

3日目

帰国は16時過ぎの便だったので、お昼まで観光して、ごはんを食べてから空港に向かうことに。ランチまで楽しめるとかなり得した気分になります。

 

9:30 Egg Dropで軽めの朝ごはん

朝昼と食べられるので、朝はクッパにしようか…とも思ったのですが、ここで欲張ってクッパを食べると満腹になると思い、ちょっと軽めにEgg Dropにしてみました。

この日は配達のオーダーがたくさん入っていたようで、出てくるまで少し待ちました。

Egg Dropのたまごサンド

実はEgg Dropに行くのは初めて。ふんわりしたパンにボリュームのある甘じょっぱい卵焼きが挟まっていて、意外とボリュームがあります。たまには韓国料理以外の朝ごはんも楽しいですね。

 

10:00 済州牧官衛址で済州島の歴史を感じる

そのままバスに乗って向かったのは、かつての地方官庁を再建した「済州牧官衛址」。

済州牧官衛址

かつての建物は15世紀に焼失してしまったそうですが、調査に基づいて再建された建物群を見学できます。ありがたいことに、一部の場所では日本語の説明も掲示されていました。

済州牧官衛址

当時の暮らしぶりや済州島の歴史がわかる資料も展示されています。建物内にはリアルな人形が展示されているので、夜に見たら少し怖いかも!?

人も多くなく、朝の爽やかな空気と新緑の中でゆっくり見学できて、なかなか良い時間になりました。

 

 

11:00 D&DEPARTMENTでおしゃれ雑貨をチェック

散策を終えて歩いて向かったのは、海沿いにあるD&DEPARTMENT。以前は大阪にもあったのですが、残念ながらなくなってしまったライフスタイルストアです。

D&DEPARTMENT JEJU

この辺りまで来たら、急におしゃれなお店がたくさん出現しました。そうか、済州島のおしゃれエリアはここだったんですね…!

D&DEPARTMENTの店内

1階にはカフェもありました。済州島ならではの名産品や雑貨なども豊富で、ちょっと上等なお土産を手に入れたい時にぴったりです。

お店から出ると、海はすぐそこ。海沿いの景色もまた素敵ですね。この日は快晴で、空の青と海の青が美しいです。

 

11:30 emartで最後のお土産ショッピング

更に、すぐ近くのemartへ。ここは済州島で見た中ではかなり大きい総合スーパーです。

地下1階の食料品売場で、海苔のふりかけや餅チョコパイなど、「韓国に来たら最後にこれを買って帰らなきゃ!」というアイテムをまとめて買いました。済州島の名産品売り場などもあり、空港からも比較的近いので、最後にここでまとめてお土産ショッピングするのもおすすめです。

 

12:00 오라장어で、最後にうなぎを

最後にタクシーで向かったのは、ホテル近くのうなぎのお店。ここでお昼をいただいて、ホテルで荷物をピックアップして空港に向かう作戦です!

오라장어のうなぎ
오라장어のうなぎ

ここまで順調に「程よい量を食べる」ことを徹底してきたつもりなのに、最後の最後に頼みすぎてしまいました。炭の香りが香ばしく、脂の乗った分厚いうなぎは実に美味なのですが、食べても食べても無限に出てくる!エゴマの葉や生姜と食べるとさっぱりするので、これでどんどん平らげていきます。

チャンオタン

なんとサービスでチャンオタン(うなぎのスープ)も出していただけました。集中して一心不乱に食べていたので、食に貪欲な大食い夫婦だと思われたのかもしれません。なぜなら他のテーブルにはこれは出ていなかったから…。

このスープが濃厚でとても美味しくて、お腹がいっぱいでもついつい飲みたくなるお味。これは日本ではまず食べられそうにないお味だったので、とってもありがたかったです。

 

14:00 済州国際空港へ

ホテルで荷物を受け取って、いざ空港へ。最後に空港のオリーブヤングで少しだけコスメを買いました。

チェックインもマシンであっという間に完了。帰りの便は出発こそ少しだけ遅れたものの、関空には18時頃に到着。やはり2時間未満で行き来できるというのは本当に気軽で良いですね。

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まとめ:6月上旬の済州島は気候が良くて最高!

今回は2泊3日とややタイトなスケジュールでしたが、前回の経験もふまえて「今回は北部と東部を楽しむ」と決めて臨んだので、無理なく楽しめたと思います。レンタカーなしで巡るなら、行きたいエリアをある程度絞り込んでおくと動きやすいと感じました。

  • 街中のホテルなら飲食店の選択肢多数
  • 新チェジュ、旧チェジュともに空港から近く移動時間のロスが少ない
  • レンタカーなしでも案外何とかなる
  • 旧チェジュから城山日出峰まではタクシーで約1時間、片道5,000円程度
  • 6月上旬は日中も25℃前後で過ごしやすかった

前回行った南側ものどかで良かったのですが、2泊ならやはり空港から近い北部に泊まると時間を有効活用できると感じました。6月上旬の済州島は梅雨入り前で雨が降らず、過ごしやすい気候だったのも良かったです。

韓国本土とはまた違う自然や食文化が楽しめる済州島。何度訪れても新しい発見があり、「また来たい」と思わせてくれる場所でした。今度はぜひ、冬の済州島にも行ってみたいところです。

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