一人ごはんのハードルが高めのヨーロッパ。そうは言っても、一人旅でもせっかくなら美味しいものを楽しみたい!
ということで、今回のアテネでは、一人でも入りやすそうなお店をある程度事前に調べ、ピーク時間を避ける(これ、重要です!)ことに。おかげで快適に美味しいものを楽しむことにしました。
比較的お手頃な価格で、でも美味しいものが食べられそうなホテル近辺のお店を選んだのですが、それぞれに良さがありました。この記事では、滞在中に食べたものをまとめてご紹介します。
今回の旅行のまとめ記事はこちら
ギリシャ&トルコ旅行記 3月の8泊9日 一人旅プラン
\この記事はこんな人におすすめ/
- アテネで一人ごはんができるお店を知りたい人
- 1食€30未満の予算で考えている人
- 朝ごはんも食べられるお店を知りたい人
アテネ|女性一人旅でも楽しめたレストラン
The Greco's Project
The Greco's Project
- ギリシャ名物スブラキを1本から頼める
- 朝〜夜まで通し営業、朝食メニューあり
- ネット予約可能
- アテネに3店舗あり
- 公式HP:https://www.grecosproject.gr/en/
旅行初日、アテネ到着直後にディナーを食べたThe Greco's Project。
この日は夜にアテネに到着し、ホテル周辺の様子があまりよくわかりませんでした。疲れもあったので、なるべくホテルから近いところにしようと選んだお店です。
ここはギリシャ名物のスブラキという串焼きを1本から頼めるとのことで、事前にブックマークしていました。1人でも何種類か食べたいもんね!
この日はギリシャ名物のザジキ(ヨーグルトにキュウリ、ニンニク、ハーブなどを混ぜた前菜)とスブラキ、ケバブを注文。スブラキとケバブにはピタパンがついてくるので、これだけでボリュームたっぷりです。
ザジキは結構酸味とニンニクの風味が強め。私は好きな味でしたが、ニンニクの強い香りが苦手な人だときついかもしれません。ピタパンにもお肉にもよく合います。
チキンのスブラキは焼く前にしっかりマリネしてあるのか、お肉がほろほろ。ケバブはもちろんハズレなく美味しい。世界中どこに行っても殆どハズレがない、信頼のケバブ。
お腹いっぱいでしたが、サービスでデザートを出してくれました。甘いものは別腹です。
トータルのお支払いはチップ込みで約3,000円。こちらのお店では、カードでお支払いをするときにチップの金額を何%にするか確認されました。ギリシャはチップは必須ではないそうですが、やはりお支払いすると喜んでもらえます。それに直接聞かれたら、断るのはなんとなく気が引けるよね…
落書きが激しいアテネの街並み
Athinaikon Restaurant
Athinaikon Restaurant
- 1932年創業の老舗レストラン
- ネット予約可能
- アテネに2店舗あり
- 公式HP:https://athinaikon.gr/?lang=en
こちらもホテルからすぐ近く。いつ通ってもそれなりに人が入っており、デリバリースタッフの方もたくさん見かけたので、きっと美味しいに違いないと入店。
落ち着いた雰囲気の店内ですが、価格はわりとお手頃。旅行終盤だったので久しぶりにお米が食べたくなり、リゾットを頼みました。


そんなにお腹が空いていなかったので前菜は頼めず。しばらくして現れたのは、立派なエビたち!
有頭のエビが4尾も。肉厚でミソまでしっかり美味しくて、脳天に沁みる味でした。
そしてお米!お米を食べてこんなにうっとりしたのは久しぶりかもしれません。歯応えをちゃんと残したお米にエビの旨味がしっかり染み込んでいます。やや塩味はきつめでしたが、美味しくて夢中で食べました。
昔は1ヶ月ぐらいお米を食べなくても何とも思わなかったので、自分が海外でお米(白ごはんではなくリゾットですが…)を食べてこんなに嬉しくなる日が来るなんて、想像もしませんでした。やはり歳を重ねるほどに人は原点回帰するのかも?
こちらは飲み物や食後のお茶も含めて、4,000円弱でした。
To Kafeneio
To Kafeneio
- 路地裏の隠れ家レストラン
- 家庭的なお料理をお手頃価格で食べられる
- ネット予約可能
- 公式HP:https://tokafeneio.gr/en
アテネ最後のランチはこちら。プラカ地区の路地裏にある、地元の人に愛されるレストランです。
この建物は、なんと築400年以上だそう。ちょっと奥まったところにあるのも良い感じ。
人気店と聞いていたのでお昼のピークは避け、15時前に行ったので店内はガラガラ。と言っても、外のテラスは太陽大好きな人たちで賑わっていましたが…
ナスの前菜と、このお店の名物のケフテダキャ(ミートボール)にしてみました。1人だとどうしてもこれぐらいが限界で悔しいです。もっと色々食べたいのに。
トロトロのナスの前菜も、ミートボールもどちらも美味しい!家庭料理を思わせる、ほっとするお味です。店員さんも皆さん感じ良く、ここはいつかぜひ複数名で行きたいと思いました。
オリジナルのワインも美味しいそうなので、お酒が好きな方はぜひ。前菜+メイン、炭酸水でトータル4,000円ぐらいでした。
ERGON House Athens
ERGON House Athens
- ホテル、レストラン、デリやショップの複合施設
- 朝〜夜まで通し営業、朝食メニューあり
- ネット予約可能
- アテネ空港内にも店舗あり
- 公式HP:https://houses.ergonfoods.com/ergon-house-athens
旅行最後の夜は、ホテル近くのレストランへ。ここは1階がレストラン兼デリ、ショップで、2階から上はホテルになっています。


この日は15時頃に前述のお店でランチをしたのであまりお腹が空いておらず、軽めのメニューがありそうなこちらにしました。メニューが豊富で迷いましたが、最後にシーフードを食べることに。
大きなタコのグリル、レンズ豆添えです。タコはしっかり食べ応えのある大きさ。レンズ豆にはハーブと酸味が効いていて、食欲をそそる味でした。
お値段は炭酸水込みで3,500円ぐらい。
食後に、併設のショップでお土産を購入。
新鮮なお魚やお野菜も売っています。
ここで夫へのお土産にジンやリキュールを購入。レストランの店員さんはあまり愛想がなかったのですが、ショップの店員さんはとても感じが良くて、最後に印象がうんと良くなりました。
アテネ|また食べたいヨーグルトとジェラート
Fresko Yogurt Bar Acropoli
Fresko Yogurt Bar Acropoli
- 朝7時から営業のヨーグルトバー
- 持ち帰りも可能
- 公式HP:https://freskoathens.com/
アクロポリス観光の帰りにおやつを食べたのは、こちらのヨーグルトバー。
お店はアクロポリスの正面入口から歩いて5分ぐらいの場所にあり、休憩ついでに立ち寄るのにぴったりでした。
▼アクロポリス観光の様子はこちら


公式Instagram
ここも、元々チェックしていたお店です。こんな写真を見たら、行かずにはいられませんでした。
ヨーグルトにはセットメニューもありますが、自分で好きなトッピングを選んで載せてもらうこともできます。私はいちごとパイナップル、蜂蜜をチョイス。
もっとボリュームが欲しい時には、グラノーラやナッツを頼むと良さそうです。ただし頼めば頼むほど値段は上がる(当たり前)。
一番小さいサイズは、ちょっとしたおやつにちょうど良いボリューム。濃厚なヨーグルトも、香りの良いギリシャの蜂蜜もすごく美味しくて、未だに忘れられない味です。
日本ではここまで濃厚でもったり食感のヨーグルト、なかなかないですよね…早くまた食べたいな。
Le Greche
Le Greche
- アテネに4店舗あり
- ジェラートだけでなく焼き菓子も豊富
- 公式HP:https://legreche.com/
最後にご紹介するのは、ホテル近くで連日大賑わいだったジェラート屋さんです。最後の夜、前を通ったらたまたま誰もおらず、吸い込まれるように入店。
お腹がいっぱいだったので小さいサイズにしたのですが、このジェラートが本当に美味しかった!なぜもっと早く気づいて毎日通わなかったのかと、激しく後悔するほど。
ホテルからすぐ近くだったので、このままウキウキでお部屋まで持って帰ったのですが、道行くおじさんに「そのジェラート、美味しいだろう」という感じのほほえみと頷きををいただいたので、きっと地元の人にも愛されている名店なのでは?次回アテネに行ったら、絶対にもっと食べます。
まとめ:下調べしておけばギリシャでも一人ごはんは可能!
朝のアテネ
今回は事前にある程度調べた上で、現地でもお店の様子をなんとなく観察してから入ったおかげで、どこでも気持ちよく食事ができました。
ギリシャ全般に言えることですが、食材も良くシンプルな調理法が多いので、どこに入ってもそんなに大外れすることはないのではないでしょうか。お値段も他のヨーロッパ諸国と比べるとお手頃です。
今回はアテネでの滞在期間も短く、思う存分ギリシャの食を満喫できたかと言われると「もっと色々食べたかったな~」というのが本音。とは言え、頼んだものは全て美味しかったので良しとします。エリアごとの雰囲気もわかったので、次回アテネに行く時にはもっと楽しみたいと思います!
▼レストラン探しにあたり、こちらの書籍も大変参考になりました!
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