ブハラ最終日は、14時頃の電車でサマルカンドに向かう予定でした。ホテルのチェックアウト時間を13時にしてもらえたので、朝から出かけて、早めのお昼を食べてホテルに戻ることにします。
というわけで、まず向かったのは4つのミナレットのある「チョル・ミナル」というメドレセ(神学校)です。ここは住宅街の中にあり、他の観光スポットとは少し離れているんです。ホテルからは歩いて20分ぐらいだったでしょうか。この日は少しだけ雲が出ていて、直射日光がないだけでこんなに楽なんだ…と驚きながらぶらぶら歩きました。
チョルミナル Chor Minor
くねくねと細い路地を歩いていたら、ようやく4つのミナレットが見えてきました!
ここだけ突然開けていて、前にはお土産屋さんとカフェまでありました。
小さくて可愛いメドレセです。建てられたのは1807年で、これまで見てきたメドレセやモスクと比較すると割と新しい建物ですね。
塔の一つに、コウノトリがいました!
その昔は本当にコウノトリが巣を作っていたそうですが、今は人形が置かれています。
1階に入っているお土産屋さんでお金を払えば屋上に登らせてもらえるそうですが、小さな建物で登ってもそんなに見えるものもないかな…ということで、下から眺めるだけにしました。
Chalet
お昼は本当は別のお店に行くつもりだったのですが、残念ながらお休みだったんです。そこで少し歩いて、早めの時間からオープンしていたこちらのお店に行きました。
一番涼しい席はどこでしょう…?と店員さんにお聞きして、テラス席へ。
テラス席の場合、ウズベキスタンではミストシャワーがあることが多かったです。日本だと湿度が高いのでミストシャワーがあるとかえって蒸し暑くなることもある気がしますが、ウズベキスタンの場合極めて乾燥しているので、ミストシャワーだけでかなり涼しく感じます。でも、本当に清潔な水なのか心配になることも…
早い時間なのでお客さんはまばらでしたが、この後12時を過ぎる頃にはどんどん席が埋まっていきましたよ。
トマトのサラダはここまでの時点でたくさん食べていたので、この日はナスのサラダにしてみました。皮を剥いて揚げたナス、ミニトマトの上に、ルッコラがたっぷり載っています。こちらのお野菜はどれもこれも身が本当にしっかりしており、ナスは揚げても食感がふにゃふにゃにならず、力強い味と歯応えが残っています。どのお野菜も味が濃くて、とても美味しかったです。
お次はサムサ。中には牛肉と玉ねぎがたっぷり入っていました。これももちろん美味しい。トマトにコリアンダーが入ったソースも好みの味でした。
そしてシャシリク。お肉と野菜をそれぞれ頼んでみました。ラムももちろん美味しいのですが、トマトやナス、パプリカやズッキーニ、とうもろこしを焼いたベジタブルシャシリクの美味しいこと…!どのメニューも美味しかったので、他にも色々食べたいところでしたが、2人だとやはり食べられる量に限界がありますね。こちらは観光の中心地にも近く、観光客の人も地元の人もたくさん利用しているようでした。
この後ホテルに戻ってチェックアウトし、サマルカンドに向かいます!
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